日本の歴史と文化の発祥の地でもある橿原で歴史が動いた。日本女子中距離界の新時代突入を告げる衝撃のレースだった。 7月15日に行われた関西学連第1回長距離強化記録会の女子800mで、久保凛(東大阪大敬愛高2大阪)が快走。同種目で日本人女子初の2分切りとなる1分59秒93の日本新記録を樹立した。従来の日本記録は杉森美保が2005年の日本選手権で作った2分00秒45。その記録を0.52秒塗り替え、日本女子中距離界悲願の1分台突入を果たした。 「今回は高校記録(2分02秒57)の更新が第一目標でした。高校新は狙っていましたが、まさかここで日本記録を更新できるとは思っていなかったので、正直うれしいです」と、少し戸惑いの表情を見せながらも笑顔が弾けた。 確かに予感はあった。今季は4月の金栗記念、5月の静岡国際、木南記念と日本グランプリシリーズ3連勝を経て、初出場だった6月末の日本選手権で今季3度目のU
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