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ブックマーク / plagmaticjam.hatenablog.com (10)

  • フェミニズムについて - メロンダウト

    草津の件がまた話題になっていたのでひさしぶりにフェミニズムについてです。 現代フェミニズムとはいったいなんだったんだろうか・・・ 「草津町に来て謝るべきでは」虚偽認定された性交渉証言に苦しんだ黒岩信忠町長の怒り㊤ - 産経ニュース 「世の中はひどい…言われっぱなしだ」性交渉証言に苦しんだ黒岩信忠草津町長の怒り㊦ - 産経ニュース 草津オープンレターの件からずいぶん経つけれどいまだに話題になっている。 私たちは、研究・教育・言論・メディアにかかわる者として、同じ営みにかかわるすべての人に向け、中傷や差別的言動を生み出す文化から距離を取ることを呼びかけます。 「距離を取る」ということで実際に何ができるかは、人によって異なってよいと考えます。中傷や差別的言動を「遊び」としておこなうことに参加しない、というのはそのミニマムです。そうした発言を見かけたら「傍観者にならない」というのは少し積極的な選

    フェミニズムについて - メロンダウト
  • 度が過ぎた公共性の反転現象 - メロンダウト

    巷では「異次元の少子化対策」について喧々諤々議論がなされていて、いろいろな記事を斜め読みしてはいるのだがどうも何か書く気になれないでいる。今に限ったことではないのだが、定期的に時代にたいする情動が停滞する時がある。平たく言えばどうでもよくなってしまう。時勢や話題が滔滔と流れていくだけで、現実的には何も変わらないのだろうなと、諦観や厭世観のほうが先にきてしまうような感覚がある。しかし不思議なもので得てして「そういう時」のほうが文章が書けてしまう。書こうと思うと書けず、別に書きたくないと思っているほうが書ける。ブロガーあるある、ですかね。 今のテンションを利用して散文的に世評めいたことを書くと、議論になっている少子化ってもう社会構造がそうなっているのだから根的に解決するのは難しいだろうなと思っている。 子供に限らず、一般社会で他者にたいし望むべく姿を考えてみても、もう随分前から社会の承認構造

    度が過ぎた公共性の反転現象 - メロンダウト
    imakita_corp
    imakita_corp 2023/03/08
    >>皆が公共的ロールプレイに縛られる
  • 日本でストライキが起きないのは正社員制度ゆえではないか~多様性の起源から考える~ - メロンダウト

    僕もややもすると黙って死ぬかもしれないので書けるうちに書いておこう。 シロクマさんのシロクマさんらしい記事 p-shirokuma.hatenadiary.com アトム化した個人はどこからきたのかというと、結論から言えば正規雇用と非正規雇用の溝からではないだろうか。 氷河期世代を論じる際、その論調の多くは「個人の努力」や「時代的な不運」などの身もふたもない話に回収されてしまいがちであるが、現実のシステムのほうがはるかに重大な問題であるように見える。 ・日における多様性の起源 前提として確認したいのが、氷河期世代の前と後における最も大きな違いはみなが正社員になる企業社会が終了したことにある。 バブル崩壊以前の日は一億総中流と言われ、その時代には生き方としてのスタンダードがあったと見聞きする。男性は正社員で働き女性は専業主婦、終身雇用を前提に35年ローンで家を建て、老後は年金生活のような

    日本でストライキが起きないのは正社員制度ゆえではないか~多様性の起源から考える~ - メロンダウト
    imakita_corp
    imakita_corp 2022/10/26
    ストの有効性が分かり難いからかも。70年代まではストがそこそこあったがストのお陰なのか経済成長と慢性的な人手不足のせいなのか判然としないまま労働環境が改善してストの成功体験が無いからじゃないかと思ったり
  • 物語をあてがわれるということ - メロンダウト

    ゲームオブスローンズ最終章でティリオン・ラニスターが「この世界で最も強いものは物語だ」と言っていた。最近、この言葉をとみに思い出す。 安倍元総理銃撃事件から一か月以上経ち、山上容疑者の生い立ちや境遇に同情する声が聞かれるようになってきている。いわく「山上は烈士である」「山上は現代のジョーカーである」など彼の物語に同情する声が少なくない。最近は山上ガールズなども出てきているみたいである。統一教会との関係も引き合いにしながら自力救済に至るしかなかった彼の境遇に同情が寄せられるのは自然といえば自然ではあるのかもしれない。 しかし思い返すに、僕たちはいつだって物語に振り回されてきた。昨今のフェミニズムに代表されるような女性の物語、SDGsのような地球の物語、弱者男性論などの男性の物語、戦争、差別など物語を導線に人が集まり群れをなすことでなにか大きなものが形成されていった。他人と物語を共有することで

    物語をあてがわれるということ - メロンダウト
  • 「本当の意味で批判的な態度」について考える - メロンダウト

    東さんのツイートがはてブにあがっていた だからいまは当の意味で批判的なのはどういう態度なのか、原理から考えねばならない。リベラルが「意識の高い」主張をしても人々に届かないのは、それこそが体制順応的だとみな見抜いているから。一言でいえば、反アベといえばちやほやされる世界で、それが批判になるわけがないということです。 — 東浩紀 Hiroki Azuma (@hazuma) 2021年7月4日 右左という枠組みが変質しており、リベラルや保守が語義そのままの意味ではもはや捉えられなくなっているのだと思う。リベラルという言葉が賞味期限切れなんだろうなという印象を強く持つ。東さんが言うところの「リベラル富裕層で、ナショナリストが庶民」というのは枠組みとしてはどこか間違っているような感じも受ける。 アメリカ西海岸などを念頭に置けばバラモン左翼と呼ばれる人々が富裕層で、ラストベルトのナショナリスト労

    「本当の意味で批判的な態度」について考える - メロンダウト
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    imakita_corp 2021/07/09
    >>自称する思想と旧来の思想にはズレがあり
  • 市民感覚としての白饅頭、知性主義の限界、経験の抹殺 - メロンダウト

    呉座氏の炎上の件で白饅頭氏が話題だけど、個人的に彼は市民感覚の人といった印象を持っている。市民感覚的リベラルとでも言えばいいのか、現代ビジネスの記事等を読んでいると市民の感覚を言語化することに長けている印象を受ける。政治的なことを市民感覚と織り交ぜながら書いているので、いわゆるリベラル知識人にとっては癪にさわるように見えるのかもしれない。知識人がポピュリズムを批判するのと同じで、市民感覚に沿ってポピュライズドされた氏の記事が知的なものだとは言いたくないのであろう。一部のリベラル知識人に見られるものだが、市民を啓蒙するのは我々リベラルだという特権意識が見え隠れする時がある。 そういった、知性主義とでも呼ぶべき態度はたとえば私のような泡沫ブロガーでも感じるもので、知は知として専門的であり体系的でなければならないといった空気は厳として存在する。たとえば、白饅頭氏がよく批判しているフェミニズムにつ

    市民感覚としての白饅頭、知性主義の限界、経験の抹殺 - メロンダウト
  • 理性至上主義と化した恋愛市場ではかわいいとすら言ってはいけないのである() - メロンダウト

    なんだろうな note.com 現実的な話としては同意するのだけど、どこか違和感がある。 ようするにこれって女性の気持ちを理解しましょう系の話で、非モテ論争なんかでさんざん言われてきたものに近い。 「女性にかわいいと言わない」は恋愛工学でも似たような手法があったのを覚えてる。うろ覚えだけど以下 合コンなどで女性2人と事している時にターゲットの女性とは話さないで自らは別の女性と楽しそうに話す。ターゲットから話しかけられてもそっけなく対応し、事が終わったあとにターゲットにアプローチする。(なにか具体的なセリフかなにかあったけど忘れた) これが効果的らしい。実践したことはないから知らんけど。 あと恋愛工学では褒めるよりも効果的な罵倒を使うことが推奨されてる。普段言われていないだろうことを冗談めかしてあえて言うことは効果があるらしい。恋愛工学におけるこれらの戦略と上記noteのかわいいと言わな

    理性至上主義と化した恋愛市場ではかわいいとすら言ってはいけないのである() - メロンダウト
    imakita_corp
    imakita_corp 2021/03/12
    恋愛工学2.0と言われてなるほどとは思ったが斜め読み後に直感的に思ったのは「っていう俺の考えに共感する君もイケてますよ」的な恋愛版意識高い系の共感ホイホイって印象。計算抜きの猪突猛進でエエやんと
  • 思想の重要性~なぜ人は人に助けてと言えなくなったのか~ - メロンダウト

    なにかいろいろ考えさせられる記事 mainichi.jp コロナで失業した女性の記録だけど、自己責任社会極まれりみたいな内容で悲しくなってしまった。なんでここまで「助けて」と言えないのだろうか・・・ なんてことを書いてみても自分も同じ状況になったとして「助けて」と言えるかどうかわからない。おそらく言えないだろうな。歳を重ねれば重ねるほどに言えなくなる。学生のころはお金なくて気軽に友達に飯おごってとか言えたものだけど今言うのはやっぱり気がひけてしまうな。大人は自立してなければいけないと考えている人が多くてたぶん自分もそういう社会に飲み込まれ、あるいは加担してしまってるのかもしれない。しかしここまで助けてと言えない社会、バラバラに分断されて貧困にあえぐ人がその精神すらも自縄自縛となっているのはなんなのだろうか。個人主義、自由主義、リベラリズム、資主義と聞こえはいいけれどどれもこれも生き方とし

    思想の重要性~なぜ人は人に助けてと言えなくなったのか~ - メロンダウト
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    imakita_corp 2021/01/28
    新自由主義より前、戦後一貫して個人が大事、地縁血縁他の共同体は個人を束縛するものとしてむしろ我々の側から捨ててきたんじゃない?行政は大事だが誰かの困窮に行政の責を問う声には隣人は所詮他人も感じてしまう
  • 個人主義が福祉をぶっ壊している - メロンダウト

    個人が個人のまま生活できる職種が少なくなっている。 いわゆる落伍者と呼ばれるようななんの能力もない人達がバイタリティーひとつで生活を立て直すことが難しくなっている。 例えば個人の小売業は大手コンビニが出てきてビジネスとして成立しなくなった。サラリーマンをやっていてなんらかの形で仕事をやめ、再就職するにも能力がなく年齢の問題もある人が退職金で小売業をやって生活することは不可能になった。 退職金がない人は金融機関からお金を借りて店を始めるなどしていたはずだがそれも総量規制で難しくなった。その代わりに出てきたのが公庫であるが公庫は職歴や事業経験などが重視されるため何も持たない人が自己資金0で審査に通ることは難しい。クラウドファンディングもただの普通のお店に投資しようとする人は少ない。 その結果、以前は地方の町の小売業を営んでいたどこにでもいる気の良いだけが取り柄のおっちゃんは大手コンビニのフラン

    個人主義が福祉をぶっ壊している - メロンダウト
    imakita_corp
    imakita_corp 2019/12/03
    福祉は大事!が声高な人ほど公的福祉を重視する中央集権志向なのが俺も不思議で不満。金銭も大きければ公的に頼らざるを得ないけど隣近所で出来ること多いぞと。ウェットな人間関係が必須だけどさ
  • 民進党にビジョンがないのではなく日本国民にはビジョンがない - メロンダウト

    選挙が始まるということで政治関連の話を続けて書いていきます。投票の参考にしていただければ幸いです。 民進党は党名変更前の民主党時代からビジョンがないといった批判をされてきました。森友問題をはじめ自民党を批判することだけを目的とし政策議論にはならず果てには国会を空回りさせつづけているといった批判も目にします。 自民党に対して提示できるビジョンや政策がない現状では民進党は野党第一党として対抗する勢力にはなっていません。事実上、自民党の一党支配といった様相を呈している現在の政局ですね。 この手の民進党にビジョンがないといった批判を見て常に感じることは党を支持し票を投じる国民のほうにビジョンはあるのかということです。いうまでもなく民主主義は代議制であり民進党は国民を代表しているだけです。 たとえば経済大国としての覇権を取り戻すため財政出動し法人税を下げ中国やインドなどの勢いがある国に負けない経済力

    民進党にビジョンがないのではなく日本国民にはビジョンがない - メロンダウト
    imakita_corp
    imakita_corp 2017/09/25
    昭和10年代のスーパー国粋主義が理想になっちゃう。或いは投票権を納税額や能力が一定レベル以上の者に限定するローマの市民主義にも
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