ケーブルの断面積の単位には「スケア」と「ゲージ」とがあり、混同しやすいものです。 スケアは、Sqと表記され、スクエアがなまった呼称で、日本ではよく使用されています。 スクエアという名前が示すとおり、1スケアはおおよそ 1平方ミリの断面積を示します。 ゲージは、アメリカの電線規格であり、AWGと表記され、アメリカンワイヤーゲージというのが正確な呼称です。 あくまでも芯線(導体)の断面積の単位ですので、皮膜の厚みは含んでおらず、ケーブルの太さとは異なるところに注意しなければなりません。 また、スケアは数値が大きくなるほど大きな断面積を示しますが、ゲージは逆になるところも要注意です。 ■ スケアとゲージの対応表