寝室に風が差し込む。 カーテンが揺れる。 日差しに照らされながら、 ゆっくりと揺れる。 少し気温が落ち着いたからか、 その風景が何とも心地よく感じる。 異常なほど暑い夏を乗り越えてきた。 まさに「青春」を超えた次のステップ。 「朱夏」を感じるほど、 情熱的に熱く燃え上がる。 悩みの多い30代。 仕事もプライベートも、 最も大きな変化にさらされやすい時期だ。 20代で積み重ねてきたものが物を言う。 手持ちのピースだけで、 それを乗り越えていかなければならない。 何とも過酷な期間でもある。 天井が見えてくるたびに、 「可能性」という名の武器を突き立てて、 それを破り続ける。 空が見えていることに安堵しつつ不安を感じる。 何とも不安定な時期だ。 燃え上がるだけの情熱を、 ありったけの燃料を、 自身の心に与え続けて、 上を目指して進み続ける。 その先にあるものが「希望」であると、 そう信じ続けてガ
