金融庁が試算した「老後2000万円不足問題」。 この計算自体があまり根拠のないものではありますが、この中で特に老後の医療費が約1万5千円というのには違和感しかありません。 このように計算しなければならなかったのには、国の考え方になんらかの「意図」があるとわたしは考えています。 金融庁の試算で医療費が低すぎる 健康寿命をすぎると負担が増す医療費 がんになったら医療費の計算が合わない 金融庁が医療費を低く見積もった理由? 金融庁の試算で医療費が低すぎる 金融庁が試算した「老後200万円不足」の問題で、国民の老後に対する不安があおられているのがいまの現状です。 これまでさまざまなことがいわれてきましたが、わたしが一番奇妙に感じるのは「医療費」です。 金融庁の報告書では、モデルは年金暮らしの「夫65歳以上、妻60歳以上の無職の夫婦の世帯」。 金融庁が試算のベースとしたこの「夫65歳以上、妻60歳以