[市況]ボーカロイド市場、「初音ミク」の対抗馬登場で激化 9月1日16時15分配信 BCN ボーカロイド市場が盛り上がっている。プロの歌手のように歌を歌うソフトウェアのジャンルで、これまでは札幌市のクリプトン・フューチャー・メディア(伊藤博之社長)がトップシェアを占めていた。だが、ここへきて大阪市のインターネット(村上昇社長)が、ボーカロイド市場に本格参入。“北”と“西”の一大対決が激しさを増している。 【写真入りの記事】 ボーカロイドはヤマハが開発した音声合成エンジンで、クリプトンは同エンジンを組み込んだ「初音ミク」の大ヒットで一躍有名になった。今年7月31日にインターネットがアーティストのGacktさんの声をベースに開発した「がくっぽいど」を投入。クリプトンは初音ミクの姉妹品である鏡音リン・レンの新バージョン「鏡音リン・レン ACT.2」を7月18日に発売。シェア争いが本格化した。