日本の財政が危機的な状態にあることは「今更、言うまでもない(※)」と思っていましたが、「政府にも資産があるから、純債務(債務残高マイナス資産)を考慮すれば、それほど危機的ではない」という意見もあるようです。ここでは「年金等のように国民が政府に預託しているような資産を除き、かつ、非市場資産である道路や公園などを除いても、400兆円くらい政府債務と相殺できる資産が存在する」ということらしいです。詳細に検証をしたわけではないのですが、机上の計算だけであれば、そのくらいの資産は算出できるのでしょう。 ※日本の財政についてはギリシャとの対比で「ギリシャと日本の『違い』って、何?!」で解説をしております。 とはいえ、「どこかで聞いた覚えがあるフレーズ」と思えませんか? 民主党が政権を取る前にもそのようなことを言ってなかったでしょうか。「いくらでもあるのです、探せば!埋蔵金が眠っているのですから・・・」