気になる記事をスクラップできます。保存した記事は、マイページでスマホ、タブレットからでもご確認頂けます。※会員限定 無料会員登録 詳細 | ログイン 海外で長く暮らしていると一層感じられることが、かつては日本の旅館や小料理屋、そして街の商店の至る所に溢れていた「おもてなしの心」が、ここ最近退化し始めていることだ。 航空会社やホテルなど接客がビジネスの要と言えるような業界でも、かつてのような心の通った接遇は期待できなくなった。マイレージやメンバーシップ・プログラムは顧客満足度を向上するためのものと会社側は位置づけるが、「客単価を向上させる」もしくは「集客効率を向上させる」ためのものであって、顧客を心からもてなすものではない。場合によっては、乱暴な表現になってしまうが「客をむしるツール」に見えてしまう。 無料航空券はございません、が機内は空席ばかり 例えば、ある日本の航空会社の場合、貯まったマ