今年は地震が多かった印象がありますが、気象庁によりますと、今年震度5弱以上を記録した地震は福島沖や熊本・鳥取など32回(12月28日現在)。震度3以上を記録した回数では、平成で歴代3位の多さ(788回)なんです。この多さは何を物語るのでしょうか。 4月、強力な破壊力を持つ震度7の地震が立て続けに起こった熊本県。地震を起こしたのは日奈久断層と布田川断層と呼ばれる2本の活断層。さらにMBSのカメラが捉えたのは… 「今回の地震で約2.5メートル下に道路が陥没したところです」(太田尚志記者リポート) 阿蘇山近くでは2メートルを超える地割れも見つかり、「未知の活断層」が動いた可能性も指摘されています。 10月には鳥取県中部で震度6弱の地震が発生。 「道路を見ますと、大きいところで段差が20センチほどあります」(三澤肇解説委員) 一連の地震は南北約10キロに集中していて、こちらも未知の活断