フィンランドのアンティ・ハッカネン国防相(2023年10月11日撮影)。(c)SIMON WOHLFAHRT / AFP 【9月7日 AFP】フィンランド国防省は6日、欧州域外の買い手による国内の土地購入6件について、安全保障上の理由から阻止したと発表した。同国は、ロシア人による土地買収を禁止する計画を進めている。 アンティ・ハッカネン(Antti Hakkanen)国防相は、欧州連合(EU)と欧州経済地域(EEA)の非加盟国であるロシアとウクライナ、スイスの買い手からの土地取引申請を不許可とした。 国防省は「当該土地の買収により、国家安全保障への脅威、または国防組織や領土保全の監視・保護に対する障害が生じる可能性を排除できない」と説明している。買い手が安全保障上のリスクをもたらす理由には言及していない。 フィンランドは、ロシア人によるフィンランドの土地買収を防ぐため、外国人の土地取引に関