幼稚園では臭い3匹の犬がヒモに繋がれて飼われていた。 見た目は「THE犬」というような野性味溢れる中型犬だ。臭いので幼稚園児なのに、誰も見向きもしなかった。 そんな3匹の犬を触るのが僕の日課だった。 家の周りにもたくさんの臭い雑種が家の前に繋がれていたので、小学校の時は、それらの家をまわって触りに行っていた。 ちなみに僕の家も雑種を飼っていた。 家の近くにある工場の中でも、ウンチしまくりの雑種が2匹いたので、金網のスキマから触っていた。 この工場の犬は、生まれて1回も洗ってないようなゴワつきと臭さだった。 触るとすごく嬉しそうだった。 普段誰にも相手にされてないのかな?と思った。 友達の飼ってる犬に、誰も触れない恐怖の飼い犬がいた。 「噛むから触ったらあかんで」と言われたけど、最終的になぜなぜすることが出来たし、犬も喜んでいた。 つまり、言いたいのはそれくらいの「犬触りのプロ」なのだ。 今