TVアニメやマンガ連載が「軌道に載るまで」に失敗しないための注意事項 - ピアノ・ファイア つまり、お話のフォーマットを「定着」させる前からクリフハンガーで「話を転がして」いると、いつまでもベースとなる部分を飲み込んでもらえなくて、「話が進んでない・始まってもいない」という実際のストーリー進行とは逆の評価をいただくことになるんでしょう。 先日のエントリに書き漏らした話を補足すると、「ドラマを性急に転がす」ことによる観客へのストレスは、「せっかくやったことがなかったことにされる」ストレスだと表現できます。 パワーアップしたと思ったらすぐに対抗策が出て負ける、コネを作ったと思ったら裏切られる、守りきったと思った苦労がすぐに台無しにされるというのは、ギャップの驚きよりも「じゃあ意味なかったじゃん」がまさるということです。 (※追記:「必死で身につけたパワーよりも強い戦力が簡単に加入する」というの