第2回の「内蔵ハードディスクに保存させない」では、ローカルドライブの利用を制限する方法を紹介した。実は、同記事で解説した「[マイコンピューター]からドライブにアクセスできないようにする」を有効にするだけでは十分ではない。この状態では、パソコンのデスクトップに引き続きデータを保存できてしまうのだ。 そこで、デスクトップへのデータ保存を防ぐグループポリシーの設定が必要となる。具体的には、デスクトップ上のデータを特定のサーバーの共有フォルダーにリダイレクトする。ユーザーがデスクトップにデータを保存しようとすると、そのデータは自動的にサーバーに保存される(図4)。
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