gitを使っていて、「pushしたはずのコミットがいつのまか消えた!」という話をよく聞く。はじめて遭遇すると、「あれ?コミットしたはずのコードが消えてる!今日の作業が台無しに!」と思って焦ってしまう。この記事ではそれの原因とgit reflogを使った対処法を紹介する。 なぜ起きるのか? gitにはブランチがあり、ブランチごとにコミットを記録できる。gitのリポジトリの作業領域は現在のブランチのものだ。例えばgit branchで確認すると現在のブランチを確認できる。 git branch * masterなんらかのブランチで作業するのが普通だが、現在の作業ブランチがno branchの状態になってしまうことがある。これは、コミットのハッシュIDを直接checkoutしたり、リモートのブランチを直接checkoutした時に起こる。そのときには以下のような警告が起きる。 $ git chec