1970年に大阪万博が閉幕して以来、行方不明になっている「太陽の塔」の「第4の顔」の捜索が未だに続いている。兵庫県で見たというネットの書き込みを頼りに県の担当部署が調査に当たり、万博記念機構もサイトで情報を募集している。2010年3月で開催40周年ということもあって、発見が期待されているが、捜索はかなり難航している。 「太陽の塔」は、「芸術は爆発だ」で知られる故岡本太郎氏が制作した高さ65メートルの巨大モニュメント。現在も万博記念公園に置かれている。万博のシンボルとして作られ、現在も大阪城や通天閣と並ぶ、大阪を代表する建築物として知られる。 ネットには「万博後、兵庫県が引き取った」 太陽の塔には4つの「顔」がある。1つは頂上にある「黄金の顔」、2つめが塔の腹部分にある「太陽の顔」、3つめが塔の裏側にある「黒い太陽の顔」だ。そして、4つめが地下部分にあった直径約3メートル、黄金色の「地底の太