自律的な軍事ドローン開発計画がスタート 米国防総省傘下のDARPA(国防高等研究計画局)が、自力で判断して敵を攻撃する「自律的な兵器」の開発を加速している。つい先日も、軍事用の「ドローン(無人航空機)」に自律性を持たせるための研究プロジェクトを開始し、その技術案を軍需企業などから公募し始めた。 ●"ESTABLISHING THE CODE FOR UNMANNED AIRCRAFT TO FLY AS COLLABORATIVE TEAMS" DARPA, January 21, 2015 「CODE(Collaborative Operations in Denied Environment)」と名付けられた同研究プロジェクトでは、複数のドローンを1人のオペレーター(人間)が操作可能にすることを目指している。 これまでドローンは人間が操作していたため、原理的に一機につき最低1人のオペレ