大阪大学附属病院で治療を受けていた6歳未満の女の子が、13日、脳死と判定され、臓器の移植手術に向けた準備が進められています。 女の子は、重い心臓病のため国内で移植手術の順番を待つ待機患者でした。 日本臓器移植ネットワークによりますと、脳死と判定されたのは大阪大学附属病院で治療を受けていた6歳未満の女の子です。 11日、家族が臓器移植ネットワークのコーディネーターから説明を受けて脳死段階での臓器の提供を承諾し、13日午前1時40分、脳死と判定されたということです。 女の子はおよそ3か月前に「特発性拡張型心筋症」という重い心臓の病気になり、ネットワークに登録して心臓移植の順番を待っていたということです。 女の子の両親は提供を承諾した理由について、「私たちは娘が発病してからの3か月間、暗闇の中にいました。同じようなお気持ちの方に少しでも光がともせられたらと思っております」というコメントを発表しま