鹿島建設、大林組、大成建設、清水建設の上場ゼネコン大手4社の、2027年3月期第1四半期決算が出そろった。4社とも営業増益となったが、数字を詳しく見るとそれぞれの「儲け方」の差が見えてくる。好決算の裏にある背景と、ゼネコンの今後を左右する3つの条件を読み解く。 【画像付き記事全文(約3000字)はこちら】各社の最新決算を横並びにすると、意外な勝敗が見えてくる… 全社増益でも「横並び」ではない、大手4社の異変 上場ゼネコン大手4社(鹿島建設、大林組、大成建設、清水建設)の2027年3月期第1四半期(2026年4~6月期)決算が8月7日に出そろった。うち3社が増収となり、営業利益は4社すべてが前年同期を上回った。さらに、単体の完成工事総利益、いわゆる工事の「粗利」も全社で改善。旺盛な建設需要を追い風に、「仕事はあるのに儲からない」というゼネコンのかつての苦境から景色が一変している。 しかも、好

