これまで読んだ本などから私達が考えておかなければならない言葉を記載し て見ました。次の世代に伝える事は私達の使命でもあるのではないでしょうか。 朝日新聞・こころの風景/富岡多恵子 良寛が71歳の時、新潟の三条大地震があって、死者は千数百人、家屋の倒壊や焼失も大変な数であったといわれる。良寛はあちこちの知り合いに地震見舞いを出したが、その一通に、よく引用される次ぎの文句がある。 『災難に逢ふ時節には災難に逢ふがよく候。死ぬる時節には死ぬがよく候。是はこれ災難をのがるる妙法にて候』。 この場合の「災難」とは地震という天災によるものだから、そのようにいうこともできたのであろう。昔なら合戦、今なら戦争やテロという「災難」には良寛といえども上のように言いきれたかどうかはわからない。ただし、今の時代には、たとえいかなる天災であっても、良寛の書いたような文句を口にすれば社会的制裁を受けることは必定
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