先週に続き、2008年の年末商戦における製品選びに関して、いくつかの視点で情報をまとめておこう。今回はBlu-ray Disc(BD)レコーダーを中心とするBD関連製品についてだ。 この年末、BDに関する話題は価格にまつわるものが多い。雑誌やWebサイトの記事では、もちろん機能比較や画質・音質に関する話題も少なくないが、実際の市場では“価格”がすべてを支配しているかのようだ。 シャープが「AQUOSブルーレイ」を積極的に低価格で販売したのが、ことの始まりだった。とくに液晶テレビ「AQUOS」シリーズとセットで購入することで割引率がアップするといった販売方法が多く、一時はレコーダー市場では伝統的に強いソニー、パナソニックの2社を抜き、小差ながら売り上げ台数でトップに立ったこともあった。 ブルーレイ非搭載のAQUOSハイビジョンレコーダー時代から積み重ねてきたソフトウェアは、機能こそシンプルで