そう言うわけで、ラーバードの武器を考えた鍛冶師のお話。 寂れた町外れの鍛冶屋での出来事・・・。 「弟子よ、ソードブレイカーという武器を知っているかね」 初老の男が、近くにいた青年に話しかける。 「ええ、軽い剣を折るダガー、ですよね」 うむ、とうなずく初老の男。 「だがな、わしはソードブレイカーは名前負けしていると思うのだ。バスタードソードやグレートソードは折れないからな」 「しかし、ソードブレイカーの構造上仕方ないのでは。より巨大なソードブレイカーを作れば折る力も上がりますけど、人間に扱える代物では・・・」 再びうなずく初老の男。 「人間には、な。だが、腕が四本あればどうかな?」 「ラーバード・・・・!」 「そう、さらにノコギリ部分にも工夫するとしよう。ハンドルで」 「ハンドル・・・・!」 そうして武器は完成する。 武器名:ソードバスター 用法:3H 必要筋力:16〜 価格:必要筋力×80