【考察】アドベンチャーゲームに未来はあるのか― DSのお手軽ADVが今後発展、ノベルゲーは差別化へ CEDEC 2007最終日となった9月28日には、「アドベンチャーゲームの復権」と題した セッションが開催された。成り立ちから現在に至る歴史を振り返りつつ、アドベンチャー ゲームの未来を考えてみた。 []ハードウェアのスペックが低いほど、ADVの名作は生まれる 「アドベンチャーゲームの復権」と題したセッションには、東京大学 情報学環 特任講師 吉田正高氏のほか、ベックの芝村裕吏氏、キャビアの牧野隆一氏、原田真幸氏、 ニトロプラスの鋼屋ジン氏、アルケミストの浦野重信氏、哲学者・批評家の東浩紀氏が パネラーとして登場し、それぞれがプレゼンテーションする形で進められた。 モデレーターは板垣貴幸氏が務めた。 ちなみにこのセッションは、昨年開催された「わが国におけるPCゲームの現状と今後の 展望―恋愛