今年の始めに、ヨーロッパの航空機メーカーAirbusが「機体が透明な旅客機」を製造する構想を明らかにしたそうだ。同社研究技術部長のKreins氏は2050年には実現できると話しているとのこと。機体の中心部を透明にすることで、乗客は頭上の星、そして足下の街の夜景を360度見渡せるようになる。そうなればピラミッドやエッフェル塔といった世界の建造物も上から奇麗に見下ろせるようになる(本家/. )。 気になる機体の素材だが、同社は「電気を通すことで透明になる」という未来型セラミックを考案しており、ボタン操作で透明にしたい時にだけ透明にできる、という形になる模様。 私などは七夕の短冊に「透明の飛行機に乗りたい」と書いてしまうタイプだが、極度の高所恐怖症の人にとってはあり得ない程に恐ろしい乗り物になるだろう。