車で道路を走行していると、地域によってはアスファルトがひび割れたり、ボロボロになったりしたまま放置されているのに気づくかもしれません。 交通事故のリスクを減らすには、アスファルトの早期補修を徹底するだけでなく、アスファルトの耐久性を向上させる必要もあるでしょう。 この点で、オーストラリア・ロイヤルメルボルン工科大学(RMIT University)に所属する道路エンジニアのフィリッポ・ジュストッツィ氏ら研究チームは、アスファルトを2倍長持ちさせる新しい配合を発見しました。 廃タイヤから作られるリサイクルゴムを混ぜることで、紫外線による劣化を軽減させられると分かったのです。 研究の詳細は、2022年3月18日付の学術誌『Journal of Cleaner Production』に掲載されました。