『90日間で世界のどこでも働ける人になる』(白藤香著、総合法令出版)の著者は、国内外双方の立場で多数の企業の変遷、時代の移り変わり間近に見続けてきた人物。そんななかで、グローバルなビジネス展開が当たり前の時代が近づいていることを実感するといいます。しかし一方、感じることもあるのだとか。 せっかく海外に出ても、中途半端なままでいる人たちがあまりにも多いということ。特に日本人は、考えすぎて動けずにいる人が少なくありません。海外に身を置いても、日本にいるときと同じ行動をくり返しているのです。(「はじめに」より) しかしそれでは、動き続けるマーケットに対応できなくて当然。世界のどこでも働けるようになるためには、自分で考え、動く力が必要だといいます。そのひとつのカギが、世界の常識・非常識を知ること。世界のスタンダードな常識を身につけることで、苦難を乗り越える能力が身につき、成功をつかみ取れるようにな