【読売新聞】POINT ■2023年に改正植物防疫法が施行されるまで、草(雑草)は外来の有害植物として定義されておらず、農地の外来雑草被害は、長年にわたり黙殺されていた。 ■雑草を有害植物と認めていなかったため、水際の検疫が無く、侵
![外来雑草の脅威と向き合う](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/18a4142a0a0915b95673943d66fadf1026d28a81/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fwww.yomiuri.co.jp%2Fmedia%2F2024%2F01%2F20240111-OYT8I50072-1.jpg%3Ftype%3Dogp)
がん細胞だけを狙い撃ちして破壊する先端技術「ホウ素中性子捕捉療法」(BNCT)が、本格的な普及に向けて動き出した。 化学、機械メーカーや京都大などが開発した技術を組み合わせ、薬事法の承認に向けた世界初の治験がすでに始まっており、実用化が進めば、がん患者にとっては朗報となりそうだ。 重粒子線などを外からがん細胞に放射する治療法は確立されているが、周辺の正常な部位にも影響を与える可能性がある。これに対し、BNCTはホウ素薬剤をがん細胞に取り込ませて中性子線を照射し、がん細胞だけを破壊するため、副作用や患者の負担が少ないのが特徴だ。 ただ、中性子を発生させるには原子炉が必要だったことなどから、医療機関に装置を配備して治験することができず、実用化のめどが立っていなかった。 こうした中、化学メーカーのステラケミファ(大阪市)の子会社が、大阪府立大の協力を得て、がん細胞だけに取り込まれる精度の高い薬剤
アライグマは、洗っていた――。アライグマが毒を持つ生き物を食べる際、地面で“こすり洗い”して毒抜きをするユニークな行動を取ることが、京都大の持田浩治研究員(動物行動学)の調査で明らかになった。 両前脚で、洗うようなしぐさをすることからそう呼ばれているが、野生のアライグマの場合、餌探しのための行動で、実際は「洗わない」とされていた。持田研究員は「毒のある食物に関して、アライグマは、名前通りの行動をしている」と話す。 アライグマは北米原産で、小動物や昆虫、魚、果実などを食べる。持田研究員は、大阪府内などで捕獲された野生化したアライグマ6匹の食性を観察。皮膚から毒を分泌し、天敵がほとんどいないとされるアカハライモリやニホンヒキガエルを餌にしていたことがわかった。 詳しく調べた結果、6匹とも通常の餌はそのまま食べるが、においで餌に毒があると判断した場合、両前脚で、最長10分余りも地面に、こするなど
【北京=佐伯聡士】中国製粉ミルクへの混入で問題化した有害物質メラミンが中国産の卵からも検出され、社会に不安が広がっている。 中国紙「南方日報」(電子版)は30日、動物の飼料へのメラミン混入は業界全体の「公然の秘密」で、5年前に水産物養殖の飼料から始まり、家畜に広がったと伝えた。メラミンが食品業界で幅広く使用されている実態が浮かび上がってきた。 問題の卵を生産した養鶏場の親会社「大連韓偉集団」(遼寧省大連市)は、養鶏場で使った飼料の原料から、9月22日にメラミンが検出されていたことを認めている。同集団によると、この原料を製造した同省瀋陽の業者はすでに拘束され、工場は閉鎖されたという。業者が、粉ミルク同様、たんぱく質の含有量を多く見せるため、原料にメラミンを添加していたものとみられる。 その後、山西省と湖北省の企業が生産した卵からもメラミンが検出された。いずれも北京市内では販売されていないが、
「カップヌードル」から防虫剤の主成分が検出され、記者会見を行う日清食品の中川晋社長(右)ら(24日)=佐々木紀明撮影 「日清食品」などが製造したカップラーメンから防虫剤成分が相次いで検出された問題で、同社は24日、東京・新宿の東京本社で記者会見を開き、神奈川県藤沢市で今月23日に判明したケース以外に、今年4月以降、同社に寄せられたクレームのうち、21件から防虫剤成分のパラジクロロベンゼンやナフタレンが検出されていたと発表した。 同社は、藤沢市のケース以外は「製造時に混入した可能性は低く、保管時ににおいが移った可能性がある」との見解を示しているが、この見解の是非を判断できないとする専門家もいる。 同社によると、今年4月以降、「薬品のようなにおいがする」といった苦情が全国から相次ぎ、このうち日本生活協同組合連合会(東京都渋谷区)が日清食品に製造を委託した4件から、最大92ppmのパラジクロロベ
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