ブックマーク / inujin.hatenablog.com (28)

  • 偶然は、きらいですか。 - 犬だって言いたいことがあるのだ。

    昨日、山奥でキャンプ場を運営している方から話をうかがった際、「偶然、何か面白いことが起こる」というのを大事にしている、とおっしゃっていたのが印象的だった。 何日間も同じ場所に滞在していると、そこで予定していたこととは違う面白いことが起こる。 それは、意外な獲物がワナにかかったとか、珍しい植物が見つかったとか、あるいは突然の雨が降ったせいで美しい虹が見れたとか、色んな形として現れるのだが、とにかくそういう来予定していたこととは違うことが起こることこそ自然の中で暮らすことの醍醐味だというわけだ。 いやあ当にそうだなと思った。 ぼくらは普段、とにかく物事が計画通りに進むことばかり気にしている。 目的を定め、目標を決め、それを達成するための予定を立て、その通りに実行できているか、そればかり気にしている。 それじゃあ面白くないに決まっている。 一方で、ぼくがずっと大事にしてきたことも、やっぱり「

    偶然は、きらいですか。 - 犬だって言いたいことがあるのだ。
    inujin
    inujin 2023/09/14
    久しぶりに気持ちよく書きました。
  • 「何のため?」からの、解放。 - 犬だって言いたいことがあるのだ。

    先日、合気道の稽古中に「あ、この感じ、なつかしくて、楽しい、この感触って何だろう…」と思う瞬間があった。 冷房も効かない古い道場なのでじっとしているだけで暑いし、年季の入った畳は石のように固いし、おまけに年のせいで稽古する前から体はあちこち痛いし、特に楽しい要素はないはずなのだが、ふとそう感じたのだ。 なんというか、ぼくはいつのまにか、自分のやることに対して「何のためにやるのか」を異様に気にするようになっていたように思う。 この仕事をやるのは何のためか、この勉強をするのは何のためか、という感じで、何かちゃんとした目的がないとダメ、という強迫観念にとらわれてしまっていて、長年やってきた合気道ですら何のためにやるのか、みたいに考えるようになっていた。 いやまあ、表向きには色んな理由は言える。 護身のためとか、健康のためとか、集中力を鍛えるためとか、まあなんとでも言える。 でも、そう考え始めると

    「何のため?」からの、解放。 - 犬だって言いたいことがあるのだ。
    inujin
    inujin 2023/08/22
    楽しいからやる、と堂々と言えるようになるには?というのを考えはじめました。
  • 見えないメロディと聴こえない雲 - 犬だって言いたいことがあるのだ。

    目には見えないものや、耳では聴こえない音について考えているんです、と彼女は言った。 ほおん、そりゃずいぶん哲学的だねえと私は感想を伝え、相手に対して敵意がないことを表明しようとした。 そんな難しいテーマなら、今日や明日で解決するようなことじゃないし、じっくり考えなきゃね。 まあ、そんなわけで、そろそろ帰ろうか、おっと忘れ物がないようにね。 私はそう言って、彼女に対して、共有施設からの退場を促した。 「先生には、そういう経験はありますか」 私の意図が伝わっていないのか、彼女は席を立つ様子もなく、聞いてくる。 私は先生ではない。 この大学の職員でもない。 この共有施設を利用する学生たちの世話をするために一時的に雇われているだけの身分だ。 しかし、先生と言われてちょっと気をよくしてしまった私は、少しだけ話に付き合う気になってきた。 閉館が多少遅くなったところで、特にとがめられることもない。 私の

    見えないメロディと聴こえない雲 - 犬だって言いたいことがあるのだ。
    inujin
    inujin 2023/05/18
    kataruさん、残念ながら昔書いたやつはどこかに行ってしまいました。
  • 今年は、それなりに良い年だった。 - 犬だって言いたいことがあるのだ。

    2022年は、ぼくにとってはそれなりに良い年だっと思う。 一つ一つのことを取り上げると、いやいやどこが良かったのだ、ひどいことばかりあったじゃないか、とも思えるけど、今年一年でどうだったか、と振り返ると不思議となかなか良かったんじゃないかな、と感じる。 一番大きいのは、長年手探りでやってきた仕事に少しだけ光が見えてきたことだろう。全く余裕はないし、常に失敗し続けているけど、以前のような完全に闇に包まれて、何をやってもうまくいかず、不完全燃焼の日々が続く、という状態からは脱出できたように思う。 脱出に必要なことは色々あるけど、一番は「アホになること」じゃないだろうか。いや、正確に言うと自分が「アホだと思い出すこと」か。 頭がいいようにふるまおうとしたり、物事をスマートにやろうとしたり、そういう「かっこつけ」がぼくにとっては一番危ない。 どう見られるかなど気にする余裕もないくらい必死にもがいて

    今年は、それなりに良い年だった。 - 犬だって言いたいことがあるのだ。
    inujin
    inujin 2022/12/30
    年内に書きたいことを書けたので、それも良かった。
  • Twitterとは、何だったのか。 - 犬だって言いたいことがあるのだ。

    あまりに当たり前のように使っていたので、考えたことがなかったが、ぼくにとってTwitterとは何だったのだろう。 2000年代前半 ぼくはインターネット的には、遅れてきた人間だ。 学生の頃のインターネットに関する共通の話題といえば2ちゃんねるだったが、自分で書き込んだことはない。 00年代前半の若手時代、担当していた得意先の経営者がやたらと2ちゃんねるの書き込みを気にしていて、自らずっと見ているという話を聞いて、うわ大丈夫かよ、と思ったのを思い出した。 そんなほんの一部の極端な意見を聞いて意思決定しちゃって大丈夫なのかと。 当時、ぼくにとってはインターネットでの匿名の誰かの意見というのは、そういうものだった。 インターネットはとても面白かったし、世の中にこんなに面白いことを考えている人たちがいるのか、というのはすごく刺激的だった。 でも、所詮はインターネット、光の当たらないところで素人がや

    Twitterとは、何だったのか。 - 犬だって言いたいことがあるのだ。
    inujin
    inujin 2022/11/20
    Twitter、やめますか。 それともmastodonに、移りますか。 ぼくのアカウントはこちらです。 @inujin@mstdn.jp
  • 氷河期世代だから、できること。 - 犬だって言いたいことがあるのだ。

    氷河期世代はこれから高齢者になった頃に切り捨てられるのではないか、という話題に対して、当にそのままでいいのか、というエントリをいくつか拝読した。 p-shirokuma.hatenadiary.com nyaaat.hatenablog.com www.ituki-yu2.net ほうっておくと、当にそうなるかもしれない 若い頃に、労働組合で「成果主義への移行」を受け入れるかどうかという投票があった。 ぼくは反対票を入れた。 年功序列だからこそ、年を取るまで安心して会社で働ける。 もともと自分は昇給や出世のために働いているのではない。 仕事は好きだから、そんなインセンティブがなくても努力する。 それよりも、自分が年を取ったときのことを想像してみたら、金がなかったら困るじゃないか。 そう思った。 結果は、多くの若者たちが「上のやつらは働いてないのに給料をもらいすぎだ」という理由で賛成に投

    氷河期世代だから、できること。 - 犬だって言いたいことがあるのだ。
    inujin
    inujin 2022/10/23
    ゆるくやっていきましょう
  • 朝は、好きですか。 - 犬だって言いたいことがあるのだ。

    なんとなく、朝を中心とした生活を試しはじめている。 朝型に変えづらい一番の理由は、朝の時間は短い、というところだと思う。 夜の場合は、睡眠時間を削れば、極端に言うと朝までずっと確保できる。 いつ終わるかわからないような作業や、たっぷり時間をかけてやりたいことがある場合、夜に手をつけたほうが安心だ。 特に企画をするときなどは、アイデアがいつやってくるかわからないので、できるだけ時間に余裕が欲しい。 というわけで、ぼくはもう何十年も夜型を続けてきた。 それで、あえて無理に朝早くに起きる生活を試してみて思ったのは、朝に向いていることと、そうでないことがある、ということだ。 朝に向いているのは、活動的なことや、前向きな作業だ。 ストレッチや筋トレなど、体を動かして気持ちいいのは断然朝だ。 掃除とか洗濯物を干すとかのちょっと汗をかくぐらいの作業も、朝のほうが圧倒的に爽快だ。 あと、意外だったのは、ア

    朝は、好きですか。 - 犬だって言いたいことがあるのだ。
    inujin
    inujin 2022/10/13
    あ、それと、朝に飲むコーヒーはおいしいですよ。
  • ナルシストに、なるですか。 - 犬だって言いたいことがあるのだ。

    ぼくは、もともと自分のことはかなり好きなほうで、若い頃はナルシストとか言われることもあった。 だけど、四捨五入で50歳の年齢になってみて、最近はいよいよ自分のことが好きだなあと思うことが増えた。 特にちゃんとした根拠はない。 世の中の人があっというようなすごい功績があるわけでもないし、お金儲けもできていないし、うだつの上がらないサラリーマンでしかない。 特に人間的な魅力があるわけでもないし、人から尊敬されるようなこともしていないし、とにかくただのおっさんである。 なのに、なぜだかいい感じなのである。 なぜなのかなあと考えるに、ぼくは、ぼくの好きなものについて、誰よりも詳しい。 当たり前のことかもしれないけど、それはけっこう大事なことのような気がする。 自分の好きな、自分の好きな服、自分の好きな下、自分の好きな髪型、自分の好きな音楽、自分の好きな文房具、自分の好きなノートの書きかた、自分

    ナルシストに、なるですか。 - 犬だって言いたいことがあるのだ。
    inujin
    inujin 2022/10/04
    好きは蓄積する、みたいなことを書きました。書いてみた結果の話ですが。
  • 最近急に、時代が変わったなと感じることが増えた。 - 犬だって言いたいことがあるのだ。

    なぜか最近になって「時代は変わったな」と感じることが多い。 それまで、あまりそういうことは少なくて、たぶんそれは、自分自身も時代に合わせて変わり続けるしかなかったから。 「いやあ時代も変わったもんだ」なんて感慨深く思えるような余裕なんてなかったからだと思う。 もちろん今だってそんな余裕はまったくないのだけど、ふとしたできごとについて「変わったな」と感じることが増えた。 まずは、昔はもっと世界が雑だったな、と思うことが増えた。 ゴミの分別は今みたいに細かくなかったし、エアコンも夏はガンガンにつけていたし、インスタント品とか合成着色料たっぷりのお菓子とかも、何も気にせずにべまくっていた。 会社にしたって、みんなデスクでタバコを吸ってたし、休日に出社するときはみんな車でやってきて適当にそのへんに駐車していたし、どれだけ深夜まで残業しようと何も言われなかった。 それから、みんなそこまで理屈っぽ

    最近急に、時代が変わったなと感じることが増えた。 - 犬だって言いたいことがあるのだ。
    inujin
    inujin 2022/07/21
    あとヤンキーっぽい人が減った気がするけど、自分の周りだけかもしれない。
  • 見えない糸が、見えない人。 - 犬だって言いたいことがあるのだ。

    自転車が壊れたので修理をしてもらいにいった。 ふたたび走れるようになった自転車に乗って、ラジオを聴きながら家に戻る、その時間がすごく気持ちよかった。 今年の大阪はあまり寒くない。 去年は寒さに耐えきれずにフェイクファーのついたちょっと丈の長めのダウンジャケットを買ったけど、今年は出番がないかもしれない。 ただダウンジャケットは中にあまり重ね着をしなくていいので、オフィスの中でよく体を動かす日には役に立つ。 来年はできるだけたくさん体を動かして働きたいなと思う。 今朝ふと思ったのだけど、大学生の頃はまったくモテなかった。 ちょっといいなと思った子とちょっとした話をするんだが、その子にはすでにお目当ての男子がいたり、あるいは単純にぼくには興味を持ってもらえず、いつもうまくいかない。 なにか見えない糸のようなものがあって、その子や周りの子たちにはそれが見えて、その糸をたぐりよせながら仲良くなって

    見えない糸が、見えない人。 - 犬だって言いたいことがあるのだ。
    inujin
    inujin 2019/12/24
    見えなくてもいいのだ
  • おっさんは、何が楽しくて生きているのか。 - 犬だって言いたいことがあるのだ。

    昔から不思議でならなかった。 一体、世の中のおっさんは、何が楽しくて生きているのか、さっぱりわからなかった。 よく考えると、若い頃は、まあまあはっきりと自分が若いということを自覚していて、若いあいだにしか楽しめないことがあるとわかっていた気がする。 激しい恋愛とか、長期の旅行とか、遅くまで飲み歩くとか、朝まで踊るとか、徹夜で文章を書いて昼まで寝るとか、例えばそういうことだ。 だから昔から40代になったら人生は終わりだなと思っていて、実際に自分の周りの40代の男性というのは当に大変そうで、そしてつまらなさそうだった。 実際にぼくは40代を目前にして、これからの人生に全然期待が持てなくて、生きる意味を見失っていた時期があった。 家庭に給料を持ち帰るだけのATMと化して、仕事では若手に活躍の場を追われ、出世競争に負けて生きる屍となり、なんの生産性もない趣味や遊びに逃げ、命の残り時間がただ減って

    おっさんは、何が楽しくて生きているのか。 - 犬だって言いたいことがあるのだ。
    inujin
    inujin 2019/11/19
    あと、わずかだけど、おっさんになってからのほうが友だちが増える。おっさんの友だちが。
  • データを捨てよう街に出よう - 犬だって言いたいことがあるのだ。

    人と話していて気づいたのだけれど、いくらネットに転がってる誰かの文章を読んでわかった気になったり、データを渡されて何かを知った気になっても、それでうまく事が運んだ経験があまりない。 その場に行って自分の目で確かめたり、人と直接会って聞いたり、実際に試してみたりしないと、いいアイデアはなかなか思いつかない。 それは一体なぜなのかと考えるに、ぼくは、ぼく以外の誰かからどれだけ大事な情報を提供されても、それを自分自身で見つけた!と思えなければ、ワクワクしないからだと思う。 アイデア探しは冒険だ。 目的地がどこかもわからず、わかったとしても無事にたどり着けるかわからず、仮に何かを手に入れたとしても、無事に帰って来れるかわからない大冒険だ。 あらかじめ目的地がわかっていて、そこにたどり着けるのが当たり前、というような行程を、はたして冒険と呼ぶことができるだろうか。 多くの人たちが踏みしめてすっかり歩

    データを捨てよう街に出よう - 犬だって言いたいことがあるのだ。
    inujin
    inujin 2019/02/07
    大冒険の末に素晴らしいデータを手に入れる人もいると思うので、データすべてを捨てようというわけではないけれども
  • 結婚指輪を、なくした。 - 犬だって言いたいことがあるのだ。

    またズボンのポケットの中だ、と思った。 深夜に帰ってくると、所定の位置に戻すのがめんどくさくなって、やってしまうのだ。 おまけに引っ越したばかりで結婚指輪だけではなく、色んなもののポジションがちゃんと決まってないので、いつもどおりの生活をスムーズに過ごすのが難しい。 早く整理を進めなくちゃなと舌打ちしながら、昨晩はいていたズボンを洗濯カゴから引っ張り出し、ポケットに手を突っ込んだ。 ない。 あわてて反対側のポケットも尻のポケットも手を突っ込んだが、やっぱりない。 全部のポケットを引っ張り出して、ズボンを逆さにして振ったり、洗濯カゴに入った他の洗い物も広げて、最後はカゴをひっくり返して底を叩いたが、何も落ちてこない。 這いつくばって洗面所を調べたが見当たらず、仕事カバンの中も全て床にぶちまけたが、ない。 もう出勤しないといけない時刻は過ぎている、過ぎているが、このまま発見できずに家を出れば、

    結婚指輪を、なくした。 - 犬だって言いたいことがあるのだ。
    inujin
    inujin 2018/08/30
    誰だ失うものがある人のほうが強いとか言ったのはウソつけ
  • 決める訓練は、必要だと思う。 - 犬だって言いたいことがあるのだ。

    他人に判断を押し付けるのは、楽だ。 若い頃から、AとB、そしてできればCも用意して、それを相手に決めてもらえ、という訓練ばかりを受けてきて、それ自体はプレゼンテーションの技術向上に役立ったり、できるだけたくさんの切り口からアイデアを考える良い経験になったのだけれど、しかしぼくはそのせいで、とても大事なことの訓練をやらずに年を取ってしまった。 それは、決める、という訓練だ。 まあ正確に言うと大量にあるアイデアの中からAとBとCとにしぼる、という判断はたくさんしてきた。 してきたけれども、その中でよしこれで行こう!と一つだけを決める、つまりは何を捨てて、何を残して、その方向に一歩を踏み出す、という経験というのが圧倒的に足りないあと思う。 サラリーマンは当に気楽な稼業だと思ってて、それはおおむね良い意味なんだが、しかしまずいなと思うのは、ぼーっとしていても誰かが決めてくれるところだ。 お客さん

    決める訓練は、必要だと思う。 - 犬だって言いたいことがあるのだ。
    inujin
    inujin 2018/08/11
    最近のエントリの中では割と言いたいことを言えた気がする
  • 人を育てる、方法。 - 犬だって言いたいことがあるのだ。

    とんでもなく面倒見の悪いぼくだが、ありがたいことに若い人たちに仕事を教える機会があって、まあやっぱりめんどくさいのだが、しかしそれなりに楽しんでいて、その中で気づいたことを書いておく。 ・教え方に正解はない気がする、その人それぞれに学び取る内容も、成長のスピードも、仕事への情熱も、すべてちがう ・しかし誰でも、自分で考えることは好きだ ・できるだけ自分で考える機会を作ることで、その人が自分で学ぶ時間を少しでも増やすことが大切 ・ただし、たっぷりと時間を与えたからといって、その時間のぶんだけ人がしっかり考えているとはかぎらない ・むしろあと二時間でなんとかして!と無理やり急がせたほうが大きな学びになる場合もある ・量じゃなく質で、必死に何かについて自分なりの結論を出す、という経験をすると、その人は一気に自分で考えるようになる ・だから教える人は、その人が自分で考えはじめるまで、我慢しないと

    人を育てる、方法。 - 犬だって言いたいことがあるのだ。
    inujin
    inujin 2018/07/15
    id:rodori ぼくは人の「啓蒙」をしようとして自分の「啓蒙」をしていたのだと思います
  • 社会と、つながりますか。 - 犬だって言いたいことがあるのだ。

    はい、みなさんこんにちは、ようこそ、社会とつながるゲームへ! このゲームは、みなさんご存知、私たちが人間である以上関わらずにはいられない様々な社会の事象に対して、いかに賢くつながり、いかに豊かな暮らしをするかを競い合うゲームです。 さあそれでは初級編から! まずはご存知、フレッシュ義務教育ステージです。 義務教育の魅力といえばやはり、ダリ―とかメンド―とかうまくかっこつけ、仕方なく来てやってんだよという態度を取れちゃう点が魅力ですよね。 社会とつながるゲームでは、社会から必要とされればされるほどポイントが貯まるシステムなので、学校のほうから絶対登校してください、待ってます、あなたの出席を待ってます、と参加を要請されるのに応えるだけで地味にポイントが増え続けます。 これほど余裕のあるステージは今後はなかなかありませんよ、堪能してくださいね。 初級の中で気を付けないといけないのがワクワク友達

    社会と、つながりますか。 - 犬だって言いたいことがあるのだ。
    inujin
    inujin 2018/07/05
    つながりますか?
  • 追いつめられたときの、対処法。 - 犬だって言いたいことがあるのだ。

    一番大切なことは、自分がいまどのくらい追いつめられているのかを知ることだ。 ぼくは小さいころからお腹が弱く、いまだに電車に乗っているときに突然、危機が迫ってくることがある。 その時にはまず、自分がどの程度エマージェンシー状態なのかということを知らなければいけない。 今すぐ一番近くの駅に降りてトイレに駆け込むべきなのか、それとも終着駅までは耐えられそうなのか。 一体どちらなのかによって、満員の車両の中をなんとか出口付近まで近づいて少しでも距離を稼ぐのか、それとも括約筋に力を入れてちょっとでも耐久時間を延ばすために何か別のことに気をそらすか、どちらの対策を講じるべきかが変わってくる。 ちなみに下腹部が断続的に刺激を受けている状況下では、何か数字について考えることが有効である。 頭の中で簡単な足し算や引き算などを考えて解こうとしていると、それなりに気をそらすことができるものだ。 ただし、素数を数

    追いつめられたときの、対処法。 - 犬だって言いたいことがあるのだ。
    inujin
    inujin 2017/01/30
    ツイッターのアンケート結果です
  • おつかれさまですなんてメールに書くのは、やめなさい。 - 犬だって言いたいことがあるのだ。

    中田課長 おつかれさまです。 大変僭越ながら申し上げます。 空想の世界では魔よけのお札みたいに持ってるだけでありがたいものがたくさんありますが、残念ながら現実世界のコミュニケーションにおいてはそんなものはどこにもありません。 メールにおつかれさまですと書いておけばなんとなく気を使った感じになるだろうと思っている人がたくさんいるせいで、今日もなんの意味もない大量のおつかれさまですが生まれては読まれもせずに消えていくのです。 それだけではありません。 朝はまだ出社したばかりでつかれてもいないのにおつかれさまですと書き、昼はコンビニのおにぎりに向かっておつかれさまですと手を合わせ、夕刻になって今度は当につかれてきた頃に、すみませんちょっと込み入った話がありましてねと、そこはおつかれさまですじゃねえのかよ。 まったく何の役にも立たないおつかれさまですを書いてるヒマがあったら書き出しをちょっと工夫

    おつかれさまですなんてメールに書くのは、やめなさい。 - 犬だって言いたいことがあるのだ。
    inujin
    inujin 2016/12/07
    初期設定でおつかれさまですってことは送る相手は全員つかれてる前提ってこと?
  • 月給30万円の、船に乗って。 - 犬だって言いたいことがあるのだ。

    人はだいたい月給30万円で働く、みたいな前提で作られてるシステムがあまりに多すぎる気がする。 家の値段も、塾の月謝も、車のローンも、はてなブログProの月額も、それを前提に決まっている。 それは非常に社会主義的というか、誰もが月給30万円前後の幅の中で暮らしましょう、その範囲でガマンしあって譲りあって暮らしましょう、みたいな話なのだろう。 資主義的な、俺は実力で年収1億円稼ぎ出すぜイエーイ、ビンボーなのは自己責任だイエーイ、みたいな考え方は、一時期はそれなりに速いスピードで浸透しそうだったが、どうも一部にしか到達してないようにも見える。 いやむしろ一部の人間にしかその恩恵は得られないことを考えると、すでに浸透したあとなのかもしれない。 それでまあ、時代によって主役となるプレーヤーは変わる、みたいな話でいくと、戦後直後は闇市などで活躍した起業家の時代があり、高度成長の人口ボーナス時は一

    月給30万円の、船に乗って。 - 犬だって言いたいことがあるのだ。
    inujin
    inujin 2016/11/22
    引き続き考えてみます
  • 誰かの助けが必要な時に限って、人はそのことに気づかないから。 - 犬だって言いたいことがあるのだ。

    えーただいまご紹介にあずかりました、いぬじんと申します。 えーイチローさん、そして由佳さん、このたびは、あー、ご出版ならびに増版、えーまことにおめでとうございます。 あー、今日はこんな素敵なパーティーにご招待いただいただけでなくブロガーの後輩としてスピーチまで拝命いたしまして、えー非常に恐縮いたしております、はい。 えー今日はイチローさんのご家族、ご学友、お仕事のパートナーの方、プライベートのご友人などなど、基的には現実世界におけるイチローさんの大切な方々がお越しになっていることと存じますが、あーそんな中、えー今日はインターネットという仮想現実に住んでいる友人の代表といたしまして、えーこのたび挨拶をさせていただくことになりました。 えーイチローさんという方は和田一郎さんという会社経営者としてのお顔以外に、実は人気ブログを書くブロガーとしての顔をお持ちであります。 ブロガーの中にはぼくのよ

    誰かの助けが必要な時に限って、人はそのことに気づかないから。 - 犬だって言いたいことがあるのだ。
    inujin
    inujin 2015/04/26
    スピーチしまた