昨日、山奥でキャンプ場を運営している方から話をうかがった際、「偶然、何か面白いことが起こる」というのを大事にしている、とおっしゃっていたのが印象的だった。 何日間も同じ場所に滞在していると、そこで予定していたこととは違う面白いことが起こる。 それは、意外な獲物がワナにかかったとか、珍しい植物が見つかったとか、あるいは突然の雨が降ったせいで美しい虹が見れたとか、色んな形として現れるのだが、とにかくそういう本来予定していたこととは違うことが起こることこそ自然の中で暮らすことの醍醐味だというわけだ。 いやあ本当にそうだなと思った。 ぼくらは普段、とにかく物事が計画通りに進むことばかり気にしている。 目的を定め、目標を決め、それを達成するための予定を立て、その通りに実行できているか、そればかり気にしている。 それじゃあ面白くないに決まっている。 一方で、ぼくがずっと大事にしてきたことも、やっぱり「