南京事件否定論の真似をして東京大空襲を否定・矮小化してみる 南京事件があったことも東京大空襲があったことも、歴史学上の事実である。しかし、南京事件については、歴史修正主義者が否定論ないし矮小化論を唱えている。 それは、まったくのでたらめとしか言いようのないものなのである。 それでは、同じような論理で東京大空襲を否定ないし、矮小化してみる。 1 当時の大日本帝国政府は東京大空襲があったことを認めていない。 一番の当事者である大日本帝国の政府当局は1945年3月10日に東京大空襲があったことを認めていない。 翌日の新聞を見てみるといい。 http://d.hatena.ne.jp/news-worker/20090310/1236694754から引用 単機各所から低空侵入 敵機の夜間来襲が激化しつつあったことは敵の企図する帝都の夜間大空襲の前兆として既に予期されていたことであったが、敵はついに