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マンガと歴史に関するinumashのブックマーク (13)

  • 故・水木さん、描きたかった敗戦の話 未発表随筆発見:朝日新聞デジタル

    漫画家の故・水木しげるさんが半世紀前に書いたとみられる未発表の随筆原稿が、東京都調布市の自宅から見つかった。陸軍二等兵として送られた戦場で左腕を失い、悲惨な経験を漫画で伝えたいという水木さんの思いに反し、読者や版元から「勝ち戦」の話を求められる葛藤が記されている。 「ぼくが書きたいのは敗け戦さの話だったんだが、それはゆるされないのだ。少年たちは花々しいガダルカナル戦あたりまでしか読んでくれないのだ」 随筆は原稿用紙1枚に鉛筆で書かれ、書斎のファイルに挟んであったのを次女が見つけた。当時の大人向けの漫画誌「ガロ」(青林堂)向けに1967年ごろ執筆されたとみられる。売れずに廃刊になった貸を作っていた漫画家2人の名前を挙げており、水木さんと親交の深かった作家の京極夏彦さんは「この漫画家たちを気遣って掲載を見送ったのでは」と話す。 随筆では、水木さんが60年…

    故・水木さん、描きたかった敗戦の話 未発表随筆発見:朝日新聞デジタル
    inumash
    inumash 2017/08/07
    彼の作品あ経験から戦争の酷さや悲惨さを語ろうとすると「水木しげるを反戦につかうな」などと言う大量の馬鹿が現れる今も、当時とそう大きくは変わっていないのかもしれませんね。
  • 水木しげるをどう評価するか

    酔鏡仙@ @suikyosen 絵画史的には、鳥山石燕や竹原春泉斎を再評価させたのも水木しげるの功績だと思う。江戸時代に隆盛を極めたが明治以降は柳田國男の民俗学によって追いやられつつあった江戸の妖怪文化を、戦後サブカルチャーという形で復活させたのは間違いなく水木しげるあっての事だろうと 酔鏡仙@ @suikyosen 柳田國男は民俗学によって地方の怪異を「妖怪」の名を冠して"発掘"したけれども、同時に来江戸や上方などの都市文化の一つだった「妖怪」を駆逐しかける事になった。それを石燕や春泉の絵を通して蘇らせ、同時に柳田が"発掘"した「妖怪」と融合させて現代の妖怪文化を形成した張人が水木しげる 酔鏡仙@ @suikyosen だから第二次世界大戦以降、昭和30年代から現代に至るまでの妖怪文化というのは殆ど水木しげる唯一人の手で基礎的な形成が行われたと言っても過言ではないと思うのね。水木がい

    水木しげるをどう評価するか
  • 外教さんyuantianlaoshiの「ネット見てると、「マスコミが水木しげる氏を戦争と結びつけて語るのをすごく嫌がるクラスタ」というのがいるようだ。」

    Sonota @yuandundun ネット見てると、「マスコミが水木しげる氏を戦争と結びつけて語るのをすごく嫌がるクラスタ」というのがいるようだ。「反戦平和に利用するな」だって。片腕になって地獄から生き延びた人をどうやって戦争と切り離して語ればいいのやら。

    外教さんyuantianlaoshiの「ネット見てると、「マスコミが水木しげる氏を戦争と結びつけて語るのをすごく嫌がるクラスタ」というのがいるようだ。」
    inumash
    inumash 2015/12/03
    自身の体験から反戦思想を持った作品や言説を数多く残してきた故人の活動を振り返るのは政治利用でもなんでもないよね。というかこれで文句言ってる人は生きてても「政治利用するな」と言うだろうよ。
  • 戦争体験描いた水木さんの漫画に多くの人 NHKニュース

    亡くなった水木しげるさんが戦争体験を描いた漫画などを展示している東京都内の史料館には、ふだんより多くの人が訪れ、水木さんの平和への思いに触れています。 このうち「受傷」という漫画は、パプアニューギニアでマラリアに感染し、その直後に爆撃で左手を失ったみずからの姿を描いています。また、昭和19年に戦地から家族に宛てた手紙には、「内地は早春でしょう」「山もだんだん青くなってくることでしょう」と、ふるさとを思う気持ちがつづられています。 水木さんが亡くなったことから史料館にはふだんよりも多くの人が訪れ、戦争の悲惨さを伝える水木さんの思いに触れていました。 20代の女性は、「水木さんは戦争を描いた漫画を通じて多くのものを残してくれたと感じます。同じ苦しみを繰り返してはいけないと思います」と話していました。 「しょうけい館」の木龍克己学芸員は、「戦争体験者ならではの細かく正確な描写を通じて、戦争の悲惨

    inumash
    inumash 2015/12/01
    twitterだとこういうニュースを見て「水木しげるを反戦平和に利用するな!」とか言ってるお馬鹿さんが大量に沸いてて、ほんとどうしようもないと思った。
  • 「姑娘」水木しげる著

    水木しげるが後年、中国出兵していた人物から聞いた体験談を元に描いた短編作品。姑娘(クーニャン)とは、中国語で若い未婚女性、お嬢さんといった意味である。 第二次世界大戦中、中国侵略を進めていた日軍のある分隊は、小さな村へと侵攻、ある家に女性物の下着が干されているのを発見したことから、狂気にかられ始めていく・・・ 「姑娘を捕虜として部隊長の前へ出せば「殊勲甲」まちがいなしというところでしょう!」そう部下が進言し、分隊長も「どうやら敵もいないようだし・・・・・・こうなったら姑娘ひとりでもつれてかえらなきゃあ手ぶらでかえるわけにもいかんな!」その部隊の暗黙の了解として、中国人女性の略取が日常化していたかのように描かれている。 かくして分隊長以下若い女性「姑娘」探しに奔走。ついに、彼らは村長宅で息を潜めて隠れている村長の娘を見つけ出し、懇願する村長夫婦を一喝して、強引に彼女を連れ去っていくのだった

    「姑娘」水木しげる著
  • クモノカケラ 「ゴールデンカムイ」舞台探訪(2) -札幌・開拓の村編-

    ゴールデンカムイ」舞台探訪(2) -札幌・開拓の村編- ・札幌市厚別区 (北海道開拓の村) 「ゴールデンカムイ」舞台探訪マップ ゴールデンカムイでは基的に小樽の古写真の他に札幌市の「北海道開拓の村」に移築保存されている建物が背景になっていることが多い。 こちらでは札幌市にある舞台と分けて開拓の村にある建物だけを紹介する。 各番号は上の地図に準拠。 7)旧開拓使爾志通洋造家 7巻でエディー・ダンが住んでいる住宅外観として登場する。 言わずもがなではあるが、エディー・ダンのモデルはエドウィン・ダンで、北海道における畜産業に深く貢献した人物である。 8)旧松橋家住宅 鶴見中尉の第七師団の兵舎の内部として登場する。 9)旧有島家住宅(4巻37話) 土方がアジトにしていた永倉の親戚の家の外観のモデル。 この建物は作家の有島武郎が明治時代に札幌の白石区菊水に住んでいた頃の建物。 作中でのこのカット

    クモノカケラ 「ゴールデンカムイ」舞台探訪(2) -札幌・開拓の村編-
  • クモノカケラ 「ゴールデンカムイ」舞台探訪(1) -小樽編-

    ゴールデンカムイ」舞台探訪(1) -小樽編- ・小樽市市街地 ゴールデンカムイ初期の舞台が小樽で、作中でも小樽の古写真を元にしたと思われる背景が描かれている。 その中でも現存している箇所やモデルを紹介。 「ゴールデンカムイ」舞台探訪マップ 1)旧日郵船株式会社小樽支店 3巻裏表紙や作中各所に登場するのが旧日郵船株式会社小樽支店の建物。 建物自体は国の重要文化財に指定されており、明治37年着工、同39年10月に落成した近世ヨーロッパ復興様式の石造2階建建築。 外観だけではなく是非内部も見学することをおすすめします。(近々修復工事に入るだろうということなので内部が見られるのは今がチャンス) 2)新倉屋店 2巻で鶴見中尉が「甘いものは好きか?」って言って出てくるのが花園公園名物の串団子。 その団子を現在も提供しているのが花園に店を置く新倉屋である。 店内では注文した団子をいただくことが

    クモノカケラ 「ゴールデンカムイ」舞台探訪(1) -小樽編-
  • 気分はもう中世暗黒時代 中世どっきり残酷対談だヒャッハー

    あなたはまだすべてを知らない。中世ヨーロッパの魅力を。 そして、その世界を舞台に、騎士が活躍する現実の物語を。 そして、それを雄弁に伝える2つのユニークなマンガを――。 1つは『乙女戦争』(双葉社)。宗教改革の先駆けで、銃が実戦で運用された始めての戦争「フス戦争」で、戦場に立った少女兵の物語。西洋の拷問器具を描いた『ダンス・マカブル~西洋暗黒小史~』など、歴史、特に中世ヨーロッパへの造詣が深い大西巷一さんが描くこの作品は、表紙からはうかがえない残酷な試練の連続が病みつきになる。 そしてもう1つは、「英仏百年戦争」初期に活躍した実在の傭兵ホークウッドを描いたトミイ大塚さんの『ホークウッド』(メディアファクトリー)。『デンキ街の屋さん』『となりの関くん』などの作品が並ぶコミックフラッパーにあって、中世傭兵バトルアクションは強力な濃さがある。 騎士、西洋甲冑、傭兵、鉄砲、政治戦争、そして宗教

    気分はもう中世暗黒時代 中世どっきり残酷対談だヒャッハー
  • キャプテンアメリカは本当に“戦意高揚プロパガンダ”として生まれたのか。

    ネオP@10th両日 @okaki_neo カービィとサイモンがキャプテンアメリカを作った時、殆どアメリカ合衆国のプロパガンダに近いキャラだったわけで、それを時代錯誤に苦しむ過去の英雄っていう属性を付け加えてアイアンマンとのイデオロギーの対立も付与させたスタンリー及びその後のライターたちマジ英断

    キャプテンアメリカは本当に“戦意高揚プロパガンダ”として生まれたのか。
    inumash
    inumash 2015/06/10
    キャプテンアメリカが誕生した経緯を背景についてアメコミに詳しい人たちの解説をまとめてみた。ほんと表層だけ見てると分からないことっていっぱいあるね。
  • アコログ ●俺メモ:キャプテン・アメリカの誕生した頃のアメリカとは。

    01≪2024.02≫03 1234567891011121314151617181920212223242526272829 ▼最近、調べようと思ったことなど: こう、「仕事が忙しくなくなったら、調べたいなぁ」と思うことをメモしておく感じな、まあ、俺の日記帳なエントリ。 テーマは、「果たして『キャプテン・アメリカ・コミックス』が創刊されたときの、アメリカの市民の反応や、空気はどうだったのか?」ということ。 でー、その辺を調べるにアタり、現時点で適当なネット検索によって知り得た事実関係をひとまず箇条書きにしてみる。 そんなわけで。 ▼以下メモ: ・キャプテン・アメリカが初登場した『キャプテン・アメリカ・コミックス』誌が創刊されたのは1941年初頭。同号のカバーデートは1941/3なので、まあ、実際の発行月は1941年1月くらいじゃないかと思われる(※コミック誌の奥付などに書かれているカバー

    inumash
    inumash 2015/06/10
    初期キャップを単純な戦意高揚プロパガンダキャラとして語ること自体が間違いだと思わされる解説。面白いなぁ。
  • ヒストリエからの古典9選 - 本しゃぶり

    今週のお題は「最近おもしろかった」ということで、こいつを取り上げる。 ヒストリエ(9) (アフタヌーンKC) 作者:岩明 均講談社Amazon 最新刊が発売された『ヒストリエ』の主人公にしてアレクサンドロス三世の書記官である、カルディアのエウメネス。とは言っても今回紹介するのはマンガではない。お題のとおり、俺が読んだエウメネス関連のをつらつらと紹介していく。ただ何でもかんでもというのは面白く無いので縛りを2つ設けた。 俺が読んでいる 古典である 9巻を読み終えて10巻が待ちきれないという人向けにオススメだ。なお、ヒストリエの先の展開が含まれるかも知れないが、問題はないだろう。なにせ今から2300年以上も前の話だ。気にするほうがどうかしている。 エウメネスが登場する まずはエウメネスが登場するである。基的に彼のことについてはディアドコイ戦争以前、特にマケドニアに来る前のことについて

    ヒストリエからの古典9選 - 本しゃぶり
  • #ベデシル 【ベデシル】バンド・デシネの歴史その1「マンガの誕生と発展」 - ベデくんのマンガ - pixiv

    フランス語圏の漫画「バンド・デシネ」の歴史がわかっちゃう、とってもためになるマンガを作ったベデ!第一回目はマンガ表現の誕生と発展の歴史、大体1830~1920年位までのマンガの歴史をお勉強しちゃうベデ

    #ベデシル 【ベデシル】バンド・デシネの歴史その1「マンガの誕生と発展」 - ベデくんのマンガ - pixiv
    inumash
    inumash 2011/12/26
    海外マンガの発展の歴史。凄い面白い。
  • 読書:『ラーメンと愛国』(速水健朗/講談社新書):すがやみつるblog

    ラーメンと愛国 (講談社現代新書)』(速水健朗/講談社現代新書/2011年10月刊/798円) 大学の業務で連日、卒業論文を読んでいるのですが、その合間の事や風呂、外出時の電車の車内から徒歩の時間までを利用して、細切れの時間をやりくりしながら読了したのが、この『ラーメンと愛国』という。タイトルと著者の名前に惹かれて、先日、書店で衝動買ったのですが、いやあ、おもしろかった。 著者名に惹かれたのは、前に、同じ著者のこんなを読んでいたせいです。 『ケータイ小説的。――“再ヤンキー化”時代の少女たち』(速水健朗/原書房/2008年6月刊/1,575円). 『タイアップの歌謡史 (新書y)』(速水健朗/洋泉社新書y/2007年1月刊/819円) とりわけ『ケータイ小説的。』に書かれていた「ロードサイド文化」が、マンガの現状を考えるうえでも非常に面白く、感銘を受けていたもので、『ラー

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