半世紀ぶりに氏子らの手だけで担ぎ出すことになった本社神輿。禰宜の矢野幸士さんは「けがのないよう楽しんでほしい」と呼びかける(東京都台東区の浅草神社で) 15日から始まる東京・浅草の「三社祭」で、神様が乗った本社神輿(みこし)3基を境内から担ぎ出すメイン行事の「宮出し」が、約半世紀ぶりに本来の姿である氏子たちの手だけで行われることになった。 数百年の歴史の中で、近年は暴力団関係者の関与が問題化し、2008年には宮出しが中止に追い込まれたが、主催者側は、「多くの人が楽しめる、祭り正常化の大きな一歩」と受け止めている。 毎年150万人以上が訪れる祭りで、最高の盛り上がりを見せるのが最終日の17日。3基の本社神輿が浅草神社の境内から担ぎ出される「宮出し」は、44町会の氏子の手で厳かに境内から担ぎ出され、その後、各町を巡る「神輿渡御(とぎょ)」に移るのが本来の姿だった。 だが、地元の担ぎ手が減った1
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