タグ

ブックマーク / ameblo.jp/hiromiyasuhara (13)

  • 『精神は貧困でかまいません(笑)』

    EU労働法政策雑記帳様で知ったのですが、浜井先生と湯浅さん達のシンポのときに、後藤さんが、やけに落ち込んでいたのは、これですか。詳しくは聞かなかったのですが、これは・・・不毛感でいっぱいになりますね。編集してこれだったら、現場はもっと“糾弾”モードだったのではないかしら。 「りんごが18万円」(笑)ってところから意味がわからないんですが。ジンバブエってこと?糧が足りないからインフレになってるわけじゃないけど。なぜりんご? 校正さんレベルで「なぜここでりんごですか?意味がよくわかりません。せめて米とか小麦とかにしませんか?」とか言われるレベルなんじゃないかと思うんだけど。それとも何か「りんご」に思い入れが?それとも「ふたつの月がある世界」みたいなお話? あっそうか、宮崎マンゴーに張り合えと?? そしてこの杉田さんの発言ですが、 ------ 当事者こそが権利意識の増長や要求感覚にうんざりし

    inumash
    inumash 2009/07/09
    アホくせぇ縄張り争いしてんなぁ、としか思わんかった。
  • 『「自爆する若者たち」』

    集団殺害問題研究者でもあり、人口学者でもある著者が世界史的に「若者が暴れるとき」を考察したです。 自爆する若者たち―人口学が警告する驚愕の未来 (新潮選書)/グナル ハインゾーン 著者が問題とするのは人口ピラミッドをみたときに若者世代が外側に大きく張り出してしまう「ユース・バルジ」という現象。「ユース・バルジ」とは父親の相続権がなく、ポスト、居場所がない「次男坊以下の比率としての若年男子過剰」のこと。その集団は、歴史的に見れば、居場所が用意されない場合、侵略、内戦、戦争、テロなどを引き起こし、どんな宗教であろうがどんな思想であろうが、結果的にはそういった暴力の正当化に使われてしまう、利用される場合が多いよ、という悲しくなるくらい身も蓋もない話が満載です。 --------------- いい大人に成長した息子たちが徒党を組んで運動を繰り広げるとき、それを知的に正当化する格好のイデオロギー

    inumash
    inumash 2009/02/01
    この辺の話は萱野さんの若者論とかとも被るのかな。/日本の場合は社会全体が「縮小傾向」にある過程での「逆ユース・バルジ」みたいなのが無力感の源泉かなぁ。
  • 『後藤和智さんの新刊!「おまえが若者を語るな!」』

    後藤和智さんの「おまえが若者を語るな!」が発売になります。 前回とはうってかわって、舌鋒鋭く実名批判で行きましたね。 ----- 若者論は何を見誤ってきたのか。私は常に考え続けてきた。見誤るといっても公開されている統計などを参照しないまま、思いこみで少年犯罪や「ニート」について饒舌に語る、ということではない。もちろん、そういった言説を批判する努力は必要であり、私もそうしてきた。 だが、私はその先に行くべきだと思う。 ----- おお。1ページ目から気合入ってる!ついに武器屋が自らも戦闘に。2回に分けてご紹介します。 おまえが若者を語るな! (角川oneテーマ21 C 154)/後藤 和智 その前に。 今の「潮」で東浩紀氏と鈴木謙介氏がアキバの事件に関して対談をされております。東氏が「経済学じゃないんだ、実存の問題なんだー!!(大意)」と語り、「創」では鈴木謙介が「(事実や統計は大事だけど)

  • 『後藤和智さんの新刊!(続)「おまえが若者を語るな!」』

    前回のエントリー の続きです。 題の後藤さんのである。 前著より、はるかに洗練されて鋭くなったと思う。その「若者論を疑え! 」のときも、アマゾンで以下のレビューに一票! --------------------- 『「ニート」って言うな!』所収の後藤の文章が印象に残っていたので、書の刊行を知って早速読んだ。インチキ若者論への解毒剤、またはワクチンとして非常に有効だと思う。後藤は東北大で都市・建築学を専攻する院生だが、84年生とは思えないくらい成熟した視線の持ち主だ。 ピンで勝負するには知名度の低い後藤のを出すにあたって、たぶん編集者の判断だろう、序文代わりに巻頭に田由紀(東大准教授)との対談を置いている。また1・2章の後に別ライターによる「若者のリアル」という取材記事が挟まっている。 田は『「ニート」って言うな!』での縁もあって対談を引き受けたのだろうが、しかしこれ、あまり愉快

  • 『“正社員”の若者たち』

    『ルポ正社員になりたい―娘・息子の悲惨な職場』 の小林美希さんの新刊が出ました。このもブログを拝見させていただくと、 重版されたそうで、何よりですね。長く読み継がれていくになってほしいです。 若者の労働問題について、数年前に比べれば、現実的なレベルで取りあげられるようになりましたが、今後は小林さんのこのを読まずして、若者の労働問題を語っている“識者”なるものは、偉そうで申し訳ないですが、すべてエセと言いたいくらいです。 このを書かれるのに、小林さんは半年で70冊の取材ノートを使ったそうです。びっしりと書き込まれた70冊のノートが思い浮かぶようなです。 ルポ“正社員”の若者たち―就職氷河期世代を追う/小林 美希 不況、デフレ下のなか、非正規雇用、正規、男女問わず、“劣悪化”した雇用環境、そしてそれに伴い、劣悪化する社内の人間関係、人間らしい労働者としての“良心”の崩壊、プロパーと非

    inumash
    inumash 2008/07/02
    読んでなかった。読もう。
  • 『赤木さんと話したいみたいね。』

    今の「論座」の浜井浩一先生の論文がおもしろかったので紹介しようと思っていたのですが、その前に鈴木謙介の論考(?)が違った意味でおもしろかったので紹介しようと思います。腰が引けてる割には駄々っ子みたいな文章だなあと思ったので。 まとめると「社会の変化で若者の意識が変わっている。それを「保守化」傾向といってみよう。韓国も小泉を礼賛する若者がいて、おんなじかんじ。赤木さんみたいに“とにかく雇用を創出してくれる政策”と言い返す様。“ポスト”の世代は景気がいいので、赤木さんのような世代の不遇感は行き場を失ってしまう・・と」 ・・で最終的にはこうまとめます。 ----------- いかに現代の若者が置かれた雇用環境、日社会に広がる貧困が厳しいものであるかについて調査し、明らかにすることは重要である。が、それでは「間に合わない」人々が現にいるのだ。離職動向の調査ともなれば、最低でも3年はかかる。新し

    inumash
    inumash 2008/02/21
    妥当なDISだと思うなー。「LIFE」のコミュニティもそんな感じ。
  • 『『Sicko』とデブ問題』

    マイケル・ムーア監督の『Sicko 』の上映最終日、あわてて観て来ました(ネタバレあり)。 おもしろかったです。 一番笑ったのは、保険会社が持ってる既往症の病名リストがスターウォーズのテーマにのっかってダーッと出てくるところでした。 さて、アメリカは無保険者が多いのは大きな問題ですが、このたびムーアがターゲットにするのは、そこではなくて、民間の保険に加入している一般層です。まずはムーアはその民間保険に加入している人たちからのトラブルをネットで募集。集まる集まる。その数、1週間で2万5千件! 「おばちゃーん、このたこやき、いくら?」 「そやなー500万円やー。2つやったら600万円やー」 「なんでやー、おばちゃん、ええかげんやなー、あははー」 大阪定番ギャクですが、ギャグじゃないのが、ムーアが描くアメリカの医療保険。 「指つめてもうたんかー、そりゃ700万円でつけてやるさかいな。そかそか2

  • 『「現代の貧困」 岩田正美』

    『現代の貧困 岩田 正美』 日における「貧困研究」は少ないです。ルポや自伝みたいなのはあっても・・・。なぜかというと世間もアカデミックも忘れていたから。このは冒頭から「貧困」自体を正確に測定することの困難さを説明することからはじまっています。また、書からはアカデミックの中での「貧困研究」自体の困難さも伺えました。 著者の岩田正美先生は日貧困研究の第一人者だそうです。『犯罪不安社会 』を読んでくださった方が気づかれると思いますが、「犯罪」は「貧困」との関わりから逃れることはできないと気が付き、自分で興味をもっていろいろな文献を読みましたが、数少ない日の「貧困」研究をされている岩田さんのはとても勉強になりました。こういった新書でわかりやすいは貴重だと思いました。 以下書に書いてあったことです。 ----------------引用 1956年の経済白書は「もはや戦後ではない」

  • “30 歳からの恋”を邪魔するもの|女子リベ 安原宏美--編集者のブログ

    前回のエントリーで「Numero」http://www.numero.jp/ (女性向けファッション誌)で赤木さんのインタビューを掲載しましたが、構成上は以下のエッセイが前の頁にきます。一部抜粋します。 リード “30 歳からの恋”を邪魔するもの 「結婚どころか恋愛も難しい」という声をよく耳にする昨今。 恋愛は自然にできると思っていたけれど、どうしたというんでしょう? 30 歳からの恋を邪魔するものは、一体何なのでしょうか? 「いい男がいない、いても結婚している」というボヤキは、未婚の30 代以上の女性たちが集まって、ご飯でもべに行けば、誰かが必ず言うセリフ。「はいはい、負け犬の遠吠え、遠吠え(笑)」と自嘲気味に笑っている分には、まだ余裕があるように見えます。でも私は、社会の変化を長い目で見れば、それは「負け犬の叫び声」に変わるように思えるのです。 30代にもなれば、若気の至りで突き進む

  • 『赤木智弘さん、「強者女性」に「かわいい!」といわれる。』

    ここらへん界隈では話題の赤木智弘さんの「ひっぱたきたい 」論文ですが、私がたまに仕事をしている女性誌界隈では、まったく知られていません(まあそりゃそうか)。それに、ここらへん界隈では、赤木さんはあっちこっちで攻撃にあっているようにも見うけられますが、なんか、90年代に「人を殺しては、どうしてダメなんですか」といった少年にびびりまくった左陣営を思い出します。 論文読ませていただくと、単純に「戦争に行かせないでくれー」ともいってるし、ブログを見れば「仕事します!」ともいってるし、まあ「戦争行っちゃうよりは、専業(でも兼業でもいいが)主夫になってもらったほうがいいんでは?もしくは仕事してもらったほうがいいんでは?」と思い、さらに赤川学さんが話してるようなハイパーガミー(上方婚)の話も対象に向けて書けるし(強者女性自身も悩みどころでもあるのはなんとなくわかってます)、と思いまして、じゃあ「(相対的

    inumash
    inumash 2007/07/12
    そりゃそうだ。赤木さんは馬鹿じゃないから。問題は馬鹿かつプライドが無駄に高い奴なわけで。
  • 『ワーキング・プアから抜け出せないシングル・マザーたち』

    中央公論に「ワーキング・プアから抜け出せないシングル・マザーたち」橘由歩さんというノンフィクション・ライターの方が書かれた論考が掲載されてます。これいいなあー。 論考の「起」は、昨今バッシングされてきた「若い母親」の子殺し事件事件の背景を追いながら、そこから、シングルマザーの置かれている現状について、考察を深める。シングルマザー世帯の生活実態の数値分析、世帯所得分析、国際比較、当事者のインタビュー&ルポ、専門家のコメント、文献調査と、非常に多角的で、なおかつわかりやすくそして刺激的(ほめすぎ?)。読んだ方で、もしかしたら詰め込みすぎっていう感想をお持ちの方もいるかと思いますが、・・・・まあ、もっとページ割けばよかったのに。手間かかっていらっしゃると思いますし、プロのお仕事かと。 抜粋してご紹介させていただきます。ライターさんの写真をみるときっと同じ年くらいの女性かなあー。雨宮処凛さんとい

  • 『累犯障害者』

    先日、下関の放火事件のことをエントリーで取り上げましたが、どうしても気になって続報がないものか探してました。 「累犯障害者 」山譲司著(非常に真摯な活動をされている著者です)で、その犯人像について取り上げられていました。 そうだったのか・・・。 一部要約抜粋させていただきます。 ** 火災の翌日、新聞各紙はこぞって「憤る市民の声」を取り上げた。その怒りの矛先は一人の男に向けられている。 A(では実名で載せてます)、74歳。出火から3時間後、現在建造物等放火の容疑で逮捕された男だ。8日前まで刑務所に服役していた。元受刑者だった。 12月30日福岡刑務所を出所したA容疑者は、そのあと1週間、北九州市内の自転車置き場などで野宿生活を続けていたらしい。 「刑務所に戻りたかったから、火をつけた」 A容疑者は接見した弁護士にそう話しているという。 A容疑者は障害者であるという事実であった。 A容疑

  • 『ミスター文部省 寺脇氏の降格に思う』

    ミスター文部省、寺脇研氏降格 「ゆとり教育」の推進者である寺脇研氏が降格された。 ** ゆとり教育の旗振り役として“ミスター文部省”と呼ばれた寺脇研さん(53)が四月の人事で、文化庁の文化部長から「文部科学省大臣官房広報調整官」という新設ポストに異動した。新たな役職は課長級。部長職からの降格に「僕は『負け組』役人」と宣言する。“霞が関”の常識を破る格下げ人事を、エリート官僚はなぜ受け入れたのか。 早期退職の勧奨があったのは昨秋のこと。「同期同列」を不文律とする中央省庁のキャリア組と呼ばれる官僚たちは、最後まで次官レースに残る一握りをのぞいて、五十代半ばまでに省庁を去る。文科省の外局である文化庁に転出したときから、「この日が来るのは覚悟していました」と寺脇さんは言う。東京新聞 4/10 ** 寺脇さんのロジックは何で壊されたかというと、苅谷剛彦氏にはじまる『学力低下論争』と呼ばれる論争だ。

    inumash
    inumash 2006/04/13
    宮台センセイも既に偏向してるしね。
  • 1