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学問と科学に関するinunohibiのブックマーク (3)

  • 火論:「好奇心」への投資=大治朋子 | 毎日新聞

    <ka-ron> すてきな笑顔だった。ノーベル物理学賞に輝いた真鍋淑郎・米プリンストン大上席気象研究員である。 記者会見で真鍋さんは、「はやりに走らず、好奇心に基づいた研究をしてほしい」と若手研究者に呼びかけた。好奇心といえば、真鍋さんが夢中になった基礎研究だろう。ところがその予算は厳しさを増している。 日の科学技術予算は1990年代に増加したが、2000年代に停滞した。「選択と集中」を求める声が高まり、研究者の好奇心に基づく基礎研究より、「競争的資金」に手厚く配分されるようになった。提案を公募し競争させて、より実用化の可能性が高そうな研究に資金を充てるためだという。

    火論:「好奇心」への投資=大治朋子 | 毎日新聞
  • 「学問と政治」本でひもとく 「万人にかかわる」責任と抵抗 作家・保阪正康さん|好書好日

    学問と政治の不幸な出合いは歴史上、幾つもある。エンリコ・フェルミら原子物理学者は、ウラン235の核分裂について中性子の連鎖により巨大な破壊力を持つ爆弾ができることを、1939年に確認した。ヒトラーが政権を担った時代である。 これが政権に利用されたら、と案じたアルバート・アインシュタインが、ルーズベルト米大統領にウラン爆弾の製造を訴えたのは、まさに学問の側からの政治への要請であった。 介入し排除する 私たちは、「学問の自由」や「思想の自由」を当然のことと考えているが、学問や思想の内容について国家権力はそれほど甘く見ていない。政治は、気に入らない「学問・思想」の内容を二つの手法でチェックし、介入し、そして排除する。一つは反権力的な内容を学問の側に監視させること、もう一つはその監視をシステム化することだ。 今回、日学術会議の会員候補6人の任命拒否は、その手法がファシズム体制下でなくても機能して

    「学問と政治」本でひもとく 「万人にかかわる」責任と抵抗 作家・保阪正康さん|好書好日
    inunohibi
    inunohibi 2020/12/14
    ”陸軍から「ニ号研究」(原子爆弾開発計画)を託されながら、科学兵器の怖さを説いた原子物理学者の仁科芳雄は、(…)科学者は政治の道具となってはいけないと、49年に発足する日本学術会議の先頭に立った。”
  • 『「役に立たない」科学が役に立つ』書評 想定外の成果生む基礎研究の力|好書好日

    ISBN: 9784130633758 発売⽇: 2020/07/29 サイズ: 19cm/102,40p 「役に立たない」科学が役に立つ [著]A・フレクスナー、R・ダイクラーフ 役に立つ知識と役に立たない知識に明瞭な境界はなく、基礎研究は「まだ応用されていない」だけ。 書は最高の研究者が集まる米研究所の所長と初代所長が残したエッセー。基礎科学が持つ力が実例とともに語られる。 重大発見は、有用性の追求ではなく、「好奇心を満たそうとした人々によってなされた」。電磁気を探究するファラデーは19世紀、英政治家に「電気には、国にとってどのような実際的な価値があるのかね」と尋ねられたという伝説かも知れぬ逸話が伝わる。原爆開発のマンハッタン計画も基礎研究の上に成り立った。 世界が不穏な90年前に所長になったフレクスナーは教育研究の現場には精神と知性の自由こそ重要と強調。「人間の精神を型にはめ、翼を

    『「役に立たない」科学が役に立つ』書評 想定外の成果生む基礎研究の力|好書好日
    inunohibi
    inunohibi 2020/10/26
    ”重大発見は、有用性の追求ではなく、「好奇心を満たそうとした人々によってなされた」。電磁気を探究するファラデーは19世紀、英政治家に「電気には、国にとってどのような実際的な価値があるのかね」と”
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