Taro Kamematsu | 亀松太郎 @kamematsu 大学生約250人に <あなたが、世の中の「ニュース」を入手するとき、ふだん最も頻繁に利用しているメディアは次のうち、どれですか?> と質問した結果。 スマホ70%、テレビ22%、PC5%、タブレット3%。 新聞・雑誌・ラジオも選択肢にあったが、0%だった。 年々テレビの比率が下がっている印象。 pic.twitter.com/KNiaNaNAZ8 2020-10-24 09:22:51 Taro Kamematsu | 亀松太郎 @kamematsu 学生にとって、(紙の)新聞は「ニュースを入手する媒体」として一番手にあがってこないが、全く読まれていないわけではない。 7%の学生は「週3回以上読んでいる」と答えている。 おそらく同居している親が購読しているため、新聞に触れる機会があるのだと思う。 pic.twitter.co
ジャーナリストの伊藤詩織さんが元TBS記者の山口敬之さんから性暴力被害を受けたと訴えた事件に関連して、伊藤さんが書類送検されていたことがわかった。関係者によると、まだ最終的な処分は出ていないという。 ●現在、民事訴訟がおこなわれている 伊藤さんは、2015年4月に山口さんから性暴力を受けたと被害を訴えて、山口さんが同年8月、準強姦罪(当時)の疑いで書類送検されたが、山口さんは2016年7月、嫌疑不十分のため不起訴処分となった。 伊藤さんは2017年9月、慰謝料などをもとめて東京地裁に提訴。山口さんは名誉毀損だとして反訴したが、東京地裁は2019年12月、山口さんが合意のないまま性行為に及んだと認めて、山口さんに330万円の支払いを命じた。 現在、山口さんが不服として控訴している。 ●山口さんが刑事告訴していた こうした状況の中、山口さんは10月25日、自身のフェイスブックを更新して、伊藤さ
「中国」の形成 現代への展望 (岩波新書 新赤版 シリーズ中国の歴史) 著者:岡本隆司 出版社:岩波書店 ジャンル:新書・選書・ブックレット 「中国」の形成 現代への展望 シリーズ 中国の歴史⑤ [著]岡本隆司 漢民族中心の「王朝交代史観」ではとらえきれない中国の多元性を明らかにしてきた岩波新書の「シリーズ 中国の歴史」の最終巻である。清朝建国から現代までの400年を描く。 明朝は国内統治・対外関係の両面において理念先行で画一的な施策に固執した。その後を承(う)けて外来の異民族王朝として成立した清朝は、地域の特性、各国の事情などを考慮した柔軟かつ現実的な対応によって多元的な東アジア世界を統合した。 清朝は18世紀半ばには最大の敵だったジュンガル帝国を滅ぼして東トルキスタン全域(現在の新疆)を制圧した。18世紀後半には西洋での中国茶の需要が急伸して大量の銀が中国に流入した結果、中国経済は空前
「母と息子」の日本論 [著]品田知美 この国のジェンダー構造の歪(ゆが)みは数々のデータから明らかだ。その原因が、「母と息子」の関係にあるのでは?と本書は問いかける。 甘えさせ、かいがいしく世話を焼き、その実、息子を地位達成に駆り立てる母親。外での仕事から結婚や出産で家の中に「転職」した女性たちにとって、今度は子育てが「仕事」となる。 成長した息子は、今度は妻に母親の代役を求める。母も妻も「かあちゃん」と呼ばれるのがその証拠。でも時に母親からの期待は呪縛と化し、息子は過酷な長時間労働から逃げることもできなくなる上に、女性嫌悪にもいたりがちだ。 娘にとっての母親の重さは指摘されてきたが、実は息子にとっても母は重く、それが男性と女性が対等に向き合えない結果をもたらしている、と著者は説く。 解決策は「母と子の分離」だ。独立の人格として、意思と生き方を尊重し合うこと。私は息子にそうできているだろう
これからの時代を生き抜くための生物学入門 [著]五箇公一 ノロノロとしか動けないカタツムリ。「一生懸命移動しても出会った相手が同性だったときのガッカリ感というか、ダメージは絶大」。なるほど、雌雄同体であることが腑(ふ)に落ちる。 子どもができた途端に薄くなる父親の存在、草食化した男性についての生物学的な分析。妙に納得感がある解釈にうなずく。 生物学のエロい話を作ろうと始めたインタビューをもとにした本だというが、人間の異質性や自然との関わりに話が広がっていく。 外来種は目の敵にされるが、スズメも稲作の到来とともにやってきたらしい。緑豊かな北海道の牧草地は外来種の草原だ。人間は野山に手を入れ維持管理することで自然と共生してきた。手つかずなら日本の山林は暗いブナの森、我々が住むには厳しい。里山の放置は好ましくないが、江戸時代のような状態を求めるのも極端だ。 考えさせられるのは、人間は自然の一部か
ISBN: 9784130633758 発売⽇: 2020/07/29 サイズ: 19cm/102,40p 「役に立たない」科学が役に立つ [著]A・フレクスナー、R・ダイクラーフ 役に立つ知識と役に立たない知識に明瞭な境界はなく、基礎研究は「まだ応用されていない」だけ。 本書は最高の研究者が集まる米研究所の所長と初代所長が残したエッセー。基礎科学が持つ力が実例とともに語られる。 重大発見は、有用性の追求ではなく、「好奇心を満たそうとした人々によってなされた」。電磁気を探究するファラデーは19世紀、英政治家に「電気には、国にとってどのような実際的な価値があるのかね」と尋ねられたという伝説かも知れぬ逸話が伝わる。原爆開発のマンハッタン計画も基礎研究の上に成り立った。 世界が不穏な90年前に所長になったフレクスナーは教育研究の現場には精神と知性の自由こそ重要と強調。「人間の精神を型にはめ、翼を
エリートたちの反撃 ドイツ新右翼の誕生と再生 [著]フォルカー・ヴァイス 2010年、ドイツで論壇を揺るがす「ザラツィン論争」が起こった。 中道左派の社会民主党(SPD)の財政専門家で、独連銀の理事になってまもないティロ・ザラツィンが、ドイツに帰化したトルコ系などを「福祉に依存するクズ」と呼び捨て、排外主義と人種差別むきだしの著書『ドイツは自滅する』(未邦訳)をベストセラーにしたのである。本書はこの論争を吟味し、右派言論の歴史的系譜を探る社会思想史。日本では続編にあたる『ドイツの新右翼』が先に訳されたが、シュペングラー『西洋の没落』以来の「没落文学」を概観し、日本の読者にはむしろわかりやすい順番だろう。 この種の本はえてして保守主義とナショナリズム、排外主義、人種主義などが混然としがちだが、記述と言葉遣いも慎重かつ平明。日本でヘイトスピーチが現象化したのと同時期のこの論争が、単にドイツの特
人気漫画が原作のアニメーション映画「劇場版『鬼滅の刃』無限列車編」が、公開から10日間で興行収入100億円を突破しました。これは、2001年に公開された「千と千尋の神隠し」を抜いて、歴代最速の記録です。 映画を配給する東宝によりますと、今月16日の公開から25日までの10日間で、観客動員数は798万人に上り、興行収入は107億5423万円となりました。 映画の公開から10日間で興行収入が100億円を突破したのは、2001年に公開された「千と千尋の神隠し」の25日間という記録を大幅に更新して、歴代で最速となりました。 東宝によりますと、原作の漫画や去年放送されていたアニメがすでに幅広い世代から人気を集めていたことに加えて、コロナ禍で映画上映の数が全体として少なくなっているため多くのスクリーンで上映できていることが興行収入増加の要因のひとつだと考えているということです。 日本の映画で興行収入が
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