ここに注目! 今年夏の七夕賞で勝ち馬から0秒2差の3着。牡馬相手でも戦える力を示したうえ、いつもより前のポジションで走れたことも強調できるものだった。秋初戦の新潟牝馬S(リステッド・新潟・芝2200メートル)は2着と好発進。重賞初制覇のチャンスだ。 昨年3月の3勝クラス・スピカS(中山・芝1800メートル)を勝ってオープンクラス入り。5歳春での昇級は牝馬としては遅咲きだが、それだけ伸びしろが大きい印象を受ける。オープンクラス初勝利は昨年のオープン特別・新潟牝馬S(新潟・芝2200メートル)で、中団から鋭く抜けての快勝。次走のエリザベス女王杯は7着、今年初戦の小倉大賞典は5着と、ゆっくりだが着実に力をつけている。ともに3着だった3走前のマーメイドSと前々走の七夕賞は、本馬らしい一瞬の脚を生かした走りで好走。また、前々走は福島適性を感じさせる立ち回りだった。七夕賞と同舞台のここで初重賞タイトル