僕は、ロケット教室をしています。 大人が無理だと思い込んであきらめているロケットをつくれるんだから、 実は、どんな夢もあきらめる必要は無いんだよ。 ということを伝えたいからです。 普段は、学校単位の修学旅行などしか受け付けていません。 一般の人が参加できるロケット教室は、年に数回しかありません。 僕は、ロケット教室の最初に 「僕はロケットの作り方を教えないからね。みんなで助けあって作るんだよ。」 と宣言します。 子ども達がどよめきます。 でも、彼らは頑張ります。 僕らは、「これをやったら致命的」という工作不良については、 まずは、「こうなったら正解」という子のロケットを指さして、 「ちゃんとできてるね、よくここに注意したね。こうなったら正解だよ。すばらしいよ。」 と、まわりの子に聞こえるように話します。 それだけで、まわりの子は、その点を注意するようになります。 もうすでに組み付け不良にな