一見するとスペック的には大きく変わったように見えませんが、ブースト時のクロック周波数はRyzen 5 2600Xと同じ、4.20 GHzまで引き上げられています。 にも関わらず、消費電力の目安である「TDP」は30 W減って65 Wに改善されている。第3世代Ryzenは設計の大幅な刷新により、より少ない電力でパワフルな性能を実現できるようになりました。 Ryzen 5 3600はスペック的にはRyzen 5 2600Xを超え、競合するCore i5に対しては2倍のスレッド数(12スレッド)で優位性を確保する。「Core i5キラー」の最有力候補なのは間違いないです。 第3世代Ryzen「Zen 2」の改善ポイントRyzen 5 3600のスペック解説をする上で、第3世代Ryzenそのものが従来のRyzenとはどう違うのかについて。基本的なことを知っておいた方が理解しやすいと思うので、カンタ