前回の投稿で「シーケンス図を描くのは最後のほう」と書いたけど、もしかしたら誤解を招くかと思って、ちょっと補足。 実のところ、プリセールスの初期フェーズからシーケンス図を使うことはけっこう多い。画面遷移的なデモではなくシーケンス図を使うほうが、ID 連携 / API 認可ソリューションの説明には適しているからだ。 ID 連携 / API 認可はデモ映えしない基本的に ID 連携 / API 認可は、複数の登場人物(エンドユーザー、ユーザーが扱うデバイス、API クライアント、API サーバー、認可サーバー、認証サーバー、実際のデータ・機能)が、順々に呼び出し・呼び出され、そして呼び出されたエンドポイントは他のエンドポイントと協調して結果を返す、といった構成でできている。 一方、そのフローにユーザーが介在することは、ユーザー体験をよくする方向に力が働く、当然。するとユーザーの見た目としては、「