ニールセンが発表したインターネット視聴率データ「Nielsen NetView」によると、 NHN Japanが提供するサイト「NAVER まとめ」の月間訪問者数が1,300万人を突破した。 http://www.netratings.co.jp/news_release/2013/02/news20130225.html 出典 前年比2.3倍、「伸び率」という点では、Facebookをはるかに上回り、訪問者数ではTwitterすらも抜くという大躍進となっている。 また、訪問者だけでなく、注目すべきは、このサイト(正確に言うとサイト内の個別人気記事)が検索に大きく評価を受けている点。検索(Yahoo!とGoogle)経由で記事に流入するユーザーが71%となっている。 実際に、何か固有名詞を調べようとして検索すると、必ずトップに来るWikipediaのすぐ下にNAVERまとめの記事を見つける
スタートアップバブルに沸き立つシリコンバレーで、最有望株Pinterestへの出資という「誰もがうらやむ」ポジションを、楽天が取った。 それも単なる出資ではなく、Pinterestが目指す「Eコマースをからめたビジネスモデル」をサポートする立場としてだ。 三木谷氏自身「この出資の意味合いは大きい」と言っている通り、今後のソーシャルサービス、EC市場、そしてインターネット全体へ影響を与えかねない大きな出来事といえる。 そもそも、なぜそれほどまでにPinterestが評価を受けているのだろうか。 最も注目される点は、Pinterestは写真コンテンツを通じて、ユーザーの楽しい経験を損なわず自然な形でEコマースとつながれるから、ということだろう。 ソーシャルメディアは無料が基本だけに、どのサービスもマネタイズに苦労している。そんな中、ECサイトの商品写真がユーザー自身の手によってピックアップされ
本日(5月17日)のテレビ東京「ワールドビジネスサテライト」は、「画像ビジネス特集」。 この特集で、先日Pinterestについて取材を受けた。 SUMAU主催「熊坂仁美のPinterest入門セミナー」(5月15日開催) Pinterestの現状、人気の秘密など、10分ほどインタビューをうけたうち、採用されているかどうかはわからないが、「Pinterestが日本で普及するための問題点」として、 「言葉」の問題をあげた。 Pinterestは、画像、つまり非言語コンテンツのサービスなので、ローカル化は必要ないのではと言う人もいる。確かにPinやRepinと言った言葉はさほど難しくはない。 しかしたとえば、自分のボードやPin(写真)を探されやすくするための「カテゴリ名」もすべて英語とあっては抵抗を持つ人は多いし、一番問題は、クローンサイト(Pinterestを模した日本語サイト)がユーザー
この写真を見て欲しい。 写っているのは今をときめくPinterestチームだ。 写っているのは今をときめくPinterestチームだ。 彼らが手に持っているのは、日本製のPinterestロゴキャンディ。 この飴は、名古屋の「まいあめ工房」で作ってもらった。 今は日本には数少なくなった飴職人が、伝統技法(通称:金太郎飴)で作ったもの。 Pinterestは、今やFacebook、Twitterに次いで3番目に訪問者が多いサイトになった。先日はNBCニュースでも取り上げられた。 訪問者数は話題の大きさで加速していた部分もあり、現在は落ち気味とのことだが、先日行ったSXSW(サウスバイサウスウエスト)では、ソーシャルメディアの有力者が皆注目していた。 また、Pinterestの写真配列のインターフェイスを取り入れるサービスが相次ぐなど、いろんな意味で革新的なサイトであることは間違いない。 Pi
まるでSF映画の世界だ。 透視メガネをかけているみたいに、自分の近くにどんな人がいるか、そのプロフィールまでわかる時代になったのだ。 その年のヒットサービスを占うSXSW(サウスバイサウスウエスト)で、今年最もホットだったのは、位置情報を使った「人発見アプリ」だ。 今年一番バスったアプリトップ3(Highlight, Glancee, Sonar はすべて同じカテゴリのアプリ) ソース:http://demo.tracx.com/sxswinfographic/ このほかにも、Banjo, Gausなど同様のサービスが次々にローンチしている。 なかでもダントツ人気なのが、サウスバイで正式デビューを果たしたHighlight(ハイライト)だ。 特にソーシャルメディアのインフルエンサーに評判が良く、サウスバイ期間中にユーザー数を大きく伸ばし、好敵手Glancee(グランシー)に水をあけた。 H
数え切れないほどの会社、商品、サービスが集まるサウスバイでは、「地味なもの」「主張しないもの」は存在しないのと同じ。 いかに人の目をひき、関心を集め、製品の名前を覚えてもらうか。アプリをダウンロードしてもらうか。 アーリーアダプターも一般ユーザーも、すべての人が「何か面白いものない?」と目をきょろきょろさせているサウスバイでは、プロモーション効果は一般のイベントよりかなり高いはずだ。 イベントでのプロモーションに関しては、さすがに洗練されている企業が多く、 うまい!そうか!と思うことしきりで、製品の面白さよりプレゼン力の面白さに感心したりする。 すごいのは、イベント会場の中だけでなく、街全体をうまく使ってアピールしていくこと。このガッツは、日本人にはなかなか真似できないかもしれない。 一言で言えば「アグレッシブ」なのだ。 たくさん見た中で、面白かったプロモーションをいくつか紹介したい。 ●
サウスバイに来て感じるのは、スポンサー企業の「スポンサーシップ」のうまさだ。 なんというか、参加者の気持ちをよーく理解しているのだ。 そして太っ腹。なおかつ「バイラル」させる設計が上手にされている。 サウスバイ会場の通路に構える「アメリカンエクスプレス」のブース。 ここでは「Twitterシンク(同期)Jay-Zコンサートキャンペーン」を行っていた。 ブースにある端末で、アメックスのカードと自分のTwitterアカウントを同期させる。 その後所定のハッシュタグでツイートすると、なんと、サウスバイ開催中にオースティンで行われるJay-Zのコンサートに無料ご招待されるのだ。 (私も行きたかったのだが、アメックスのカードを家に置いてきてしまうという大失態をやらかした) コンサートを見るために参加者が払うのはただ一回の「ツイート」のみ。 ブース前に人だかりができていたのは言うまでもない。 しかし実
いま私は、テキサス州オースティンで行われているフェイスティバルSXSW(サウスバイサウスウエスト=以下サウスバイ)に来ている。 サウスバイは26年前に始まった世界最大級フェイスティバルで、音楽からスタートし、その後映画、インターネット(インタラクティブ)が加わり、3つのジャンルがほぼ同時進行で行われる。 2007年にTwitterがWebアワードを受賞してブレイクのきっかけになったことで注目を浴び、最近はインターネット関係の参加者が音楽を上回った。最新テクノロジーのサービスを紹介したい「スタートアップ」企業の登竜門的な位置づけになっている。 開催中は、観客数千人規模のキーノートスピーチから、数人規模のミートアップまで大小合わせて様々なテーマで、毎日とても追い切れない数のセッションが行われる。 有名サービスの開発者、CEO、ソーシャルメディアのインフルエンサーなど、スピーカーも超豪華だ。 た
『5年後、すべての産業はソーシャル的に見直されるだろう。 すべての産業は作り変えられるのだ』 2010年にマーク・ザッカーバーグがファイナンシャルタイムスのインタビューで語った言葉だ。 この言葉、なんとなくわかるのだが、正直に言うと「ソーシャル的に見直す」という意味が今ひとつピンとこなかった。 すべての業界は変わっていく、と言いつつも、まだ具体例は見ていない。 しかし今回渡米し、世界最大オンライン旅行代理店「エクスペディア」で 社長 Scott Durchslag氏(以下スコット)から直接ビジョンを聞く機会に恵まれ、 やっとそれが腑に落ちた。 エクスペディアは、マイクロソフト社の部門として1996年にスタート、1999年にスピンオフし、 現在はHoetls.comやTripadvisorなど複数の旅行ブランドを持っている巨大企業だ。 エクスペディアは本当にソーシャルな企業である。 ソーシャ
サンフランシスコで行われたf8の発表は、期待値をさらに上回り、かなりエキサイティングなものだった。 ここ数日、Google+の機能に追いつくべく機能追加を繰り返してきたFacebookだが、 今までがワンツーパンチだとしたら、 今回の発表はアッパーカットである。 マーク・ザッカーバーグによる基調講演、パートナー企業のCEOのスピーチ、そして最後に技術最高責任者のブレット・テイラーによる解説によって、 大きく前進した「新しいFacebook」が語られた。 キーワードをあげてみたいと思う。 ●タイムライン 度肝を抜かれたのが、新しいプロフィールページ「タイムライン」だ。 これはもはや単なる「プロフィール」ではなく、自分の人生のストーリー、 あるいはヒストリーそのものだ。 好きな音楽、映画、テレビ、本、ゲーム、関連のある場所を記した地図などのアプリ、 日々アップする写真やストーリーが、重要性に応
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く