大学の資産運用規定に基づかずにデリバティブ(金融派生商品)取引を行い、多額の損失を与えたとして、名古屋市の弁護士二人が二十一日、愛知大の佐藤元彦理事長・学長(54)を背任の疑いで名古屋地検特捜部に告発状を提出した。 告発した辻巻真、安江正基両弁護士によると、佐藤理事長は二〇〇七年~〇八年七月、経営担当の副学長で資金運用を担当。大学に財産上の損害を与える恐れがあると知りながら、〇七年十二月~〇八年一月、極めてリスクの高い金利スワップ一件と通貨スワップ二件の取引を契約し、解約や担保提供で大学に損害を与えたとしている。
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く