新型コロナウイルスについて、18日、北海道内では、8477人の感染が発表されました。 感染者の人数は「高止まり」の状態が続いていますが、感染の傾向がわかる札幌市の下水は、今後も拡大が続くことを示しています。 札幌市の下水で、新型コロナの監視を続ける北海道大学の研究室です。 北海道大学 北島正章 准教授 「今、この下水を見ていると、やはり過去最大のウイルス濃度となっていて、第7波のピークを超えています」 これは、札幌市の新規感染者数と下水中のウイルス濃度を表すグラフです。下水には、感染者が出すウイルスが含まれていますが、そのウイルス濃度は「第7波」を越す勢いで、感染の拡大がまだ続くことを示しています。 一方、検査数の上限が近づきつつあるため、新規感染者の人数の発表は、今後横ばいになるとみられます。 しかし、下水は…。 北海道大学 北島正章 准教授 「感染者数が横ばいになっているというところで