ツイッターの画面は、何日かに一度、特定の偏った話題で埋め尽くされる。 タイムラインが、本人の好みに沿って設計された与太話の流入回路である以上、それが、アカウントの個性に従って偏向して行く傾向は、避けることができない。 バランスの取れた人間のタイムラインは、総合月刊誌の目次のような、総花的な話題に終始するものらしい。 が、多くのバランスを欠いたツイッター民のタイムラインは、時間の経過とともに、徐々にその奇矯さの度合いを深め、最終的には、マニア向けの通販カタログの境地に到達する。いや、それがいけないというわけではないのだが。 週明けは、振り込め詐欺の新名称をめぐる話題が、ちょっとした「祭り」になっていた。 私がツイッターから離れられないのは、「情報」や「ニュース」自体よりも、おそらく、この種の「祭り」に嗜癖しているからだ。 ツイッター民は(「私のツイッター民は」と言うべきなのかもしれないが)こ