大本営発表(だいほんえいはっぴょう、旧字体:大本營發表)とは、1937年11月から1945年8月までの期間、日中戦争(支那事変)および太平洋戦争(大東亜戦争)において、大本営が行った戦況の公式発表である。 発表はラジオにより、全国に大々的に発表された。太平洋戦争初期は戦果を概ね正確に発表していたが、珊瑚海海戦(1942年5月)の発表から水増しが始まり[1]、以降は戦況悪化による実態と乖離した虚偽の大戦果発表を行った。敗戦後にその実態が明らかになり、戦後は政府や有力政治家、大企業などが発表する、自分に都合がよいばかりで信用できない情報発信を示す慣用句として使われるようになった[2]。 もともと、陸海軍合同の「大本営陸海軍部発表」、陸軍単独の「大本営陸軍部発表」、海軍単独の「大本営海軍部発表」に分かれていたが、1942年(昭和17年)1月に統合され「大本営発表」に改称された。大本営発表は、陸軍