現在、全国の15〜20の都道府県で10月末から11月初めにかけて第6波エピデミックSurge(サージ;うねり、波)が発生していると都道府県別統計からは読み取れる状況に至っています。(*参照:コロナ第6波はすでに始まっていた!統計から導かれる事実|日刊SPA) その一方で20〜25の県では第5波の減衰が継続しており、統計上の終息に至っている県も見られます。但し、終息段階において検査を減らした結果、市中感染者を見落としているだけと考えられる県が多数あるため、筆者はまったく楽観していません。 全国では既に第5波の減衰速度は衰えており、現在の介入水準での自然終息は、大変に難しいです。また、新規感染者数が減衰中なのに死亡者数が僅かながら増加に転じているという説明困難なことが生じています。 日本における日毎新規感染者数、死亡者数の推移2020/9/1-2021/11/22/新規感染者数(青)と死亡者数
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