タグ

ブックマーク / eetimes.jp (13)

  • 用途によって変わるMOSFETの選択基準 | EE Times Japan

    MOSFETは成熟した電子デバイスなので、品種の選定は一見簡単なように思える。確かにユーザーは、MOSFETのデータシートに記載されている性能指標(Figure of Merit:FOM)についてはよく理解している。ただし実際の品種選びでは、エンジニアが専門知識を駆使して、どのような機器に適用するかに合わせてMOSFETの特性を精査する必要がある。 例えば、サーバ向け電源ユニットにおいてMOSFETをロードスイッチとして使う場合、そのスイッチは稼働時間のほぼ100%の間ずっとオン状態になる。そのためスイッチング特性はそれほど問題にならない。こうした用途向けのMOSFETを選ぶ際に重要になる性能指標は、オン抵抗(RDS(on))である。ただし、スイッチング電源などほかの用途では、MOSFETはアクティブスイッチとして使われるので、ユーザーはオン抵抗以外の性能パラメータも評価する必要がある。

    ippei-r
    ippei-r 2011/03/23
  • リチウムを超えるナトリウム2次電池、住友電工が開発 | EE Times Japan

    図1 ナトリウム化合物を使った2次電池 小型の単セルを組み合わせた容量9kWhの2次電池モジュールの外観。電池セルを密着させて動作させた大阪製作所所内の構内試験の様子。一戸建てに必要な電池容量を実現できるという。出典:住友電気工業 住友電気工業は2011年3月4日、Na(ナトリウム)化合物を用いた2次電池を開発したと発表した(図1)。資源が豊富なNaを利用しているため、材料コストの低減に向く。 太陽光発電や風力発電などの再生可能エネルギー源と接続して中規模電力網内で電力を蓄える用途や、家庭での定置用途、電池を加熱するスケジュールが立てやすいバスやタクシーなどの車載用途を想定している。 2015年の製品化を予定しており、電池のコストとして、2万円/kWhが視野に入りつつあるという。なお、電気自動車用のリチウムイオン2次電池のコストは10万円/kWh*1である。 開発した2次電池の体積エネル

  • 第13回 アナログ回路に不可欠な差動対 | EE Times Japan

    これまで、エミッタ接地増幅回路を中心に、エミッタ・フォロアやベース接地回路の動作について解説してきました。今回からは新たに、「差動対」と呼ぶ基回路の特長と動作の仕組みを、2回に分けて説明します。 差動対は、オペアンプやコンパレータ(比較器)といった基的なアナログ回路のさらに基となる回路です。差動対がなければ、現在のように電子回路が発展していないと言ってよいほど、重要な回路です。今回は差動対の特長について、次回はその動作について説明します。 周波数特性が高い領域で動作 差動対を図1に示しました。これまで説明してきたエミッタ接地回路やエミッタ・フォロア、ベース接地回路といった基回路は1つのトランジスタで構成していたのに対して、差動対は読んで字のごとく「差で動く対」で、入力信号の差分に応じて動作する1対(2個)のトランジスタを使います。 図1ではQ1とQ2が対になっています。動作の仕組み

  • 「これは新概念の組み込みハード基盤」、ザイリンクスがARM集積FPGAの詳細を発表 | EE Times Japan

    図1 Vincent Ratford氏 ザイリンクスでワールドワイドマーケティング担当シニア バイス プレジデントを務める。Zynqの発表に合わせて来日し、東京都内で開催した報道機関向け説明会に登壇した。 「これはFPGAでも、プロセッサでもない。両者の『いいとこ取り』をして生まれた、新たな概念の組み込みプラットフォームである」(ザイリンクスでワールドワイドマーケティング担当シニア バイス プレジデントを務めるVincent Ratford氏)(図1)。 ザイリンクスは2011年3月1日、アームのプロセッサコア「Cortex-A9 MPCore」をハードマクロとして集積するFPGA製品群「Zynq(ジンク)」を発表し、同製品群の第1弾となる4品種の詳細を明らかにした。同社はARMコア集積FPGAのコンセプトやアーキテクチャを「エクステンシブル プロセッシング プラットフォーム(Exten

  • 'FPGA向け無償ARMコア小型/高速品をアクテル社が投入 | EE Times Japan

    ippei-r
    ippei-r 2011/01/20
    72Mhz,65DMIPSもでるんだな。もうちっと遅いと思ってたけどわりと早いな。
  • 「電気自動車は一般家庭に普及しない」、テスラモーターズの創設者が語る | EE Times Japan

    「米国の平均的な家庭が、現在の自家用車を電気自動車(EV)に買い替える可能性は低い。ただし、ハイブリッド自動車(HEV)の一部は、コストの削減を実現できれば、幅広い普及を見込める」 ―― エンジニアでありいくつもの企業を立ち上げた起業家でもあるIan Wright氏は、2010年9月19日~22日に米国カリフォルニア州サンノゼで開催された「Custom Integrated Circuits Conference(CICC)」の基調講演に登壇し、電気自動車ビジネスの展望を語った。 自称「EV懐疑論者」でもある同氏はさらに、「日産の『リーフ(Leaf)』やシボレーの『ボルト(Volt)』などをはじめとした純粋な電気自動車は、バッテリのコストが高過ぎるため、一般消費者向けの市場では主流になれない」と指摘する。しかし皮肉なことに、こう語る同氏は、電気自動車の普及に一役買っているテスラモーターズの

  • iPhone 4を分解、iPadと部品を共用しコスト低下を図る(1) | EE Times Japan

    Rick Merritt:EE Times、Dylan McGrath:EE Times、翻訳 滝麻貴、青山麻由子、編集 EE Times Japan 米Apple社の新型スマートフォン「iPhone 4」は、「iPad Nano」と呼んでもいいかもしれない。米UBM TechInsights社の分解リポートから、iPhone 4が搭載する主要ICのうち少なくとも7個は、人気のタブレット型コンピュータ「iPad」と同じものだと分かったからだ。また、iPhone 4のMEMSジャイロセンサは、スイスSTMicroelectronics社が提供していることも明らかになった。 基板の液晶ディスプレイ側(図1)から見ていこう。iPhone 4はiPadと同様に、Apple社の汎用プロセッサ「Apple A4」を搭載する。そして、Apple A4の上にMobile DDR SDRAMを積層している

  • 盛り上がる位置情報サービス | EE Times Japan

    ここ1 ~ 2年の間、位置情報を使ったサービスが続々と登場しているのに加え、位置情報を扱う製品分野が広がっている。 現在、位置座標を測位するのに広く使われているGPS(Global Positioning System)には、2つの弱点がある。1つは、機器の電源を投入した後に位置座標を取得するまでの時間「初期位置取得時間(TTFF:Time toFirst Fix)」が数分にもなる場合があること。もう1つは、建物内部や地下といったGPS衛星からの信号が届きにくい場所では、位置測位が難しいことである。この2つの弱点があるということは、GPS測位のいわば常識だった。ところが、最近になって状況が変わりつつある。GPS測位を補完する新たな測位技術が登場したことや、GPS測位そのものの性能が向上したことなどが理由だ。 位置情報に基づいた新たなサービスを展開するとき、上に挙げたGPS測位の2つの弱点は

  • Analog ABC 一覧 | EE Times Japan

    | お問い合わせ | プライバシーについて | 会社概要 | インプレスグループサイト | インプレスグループTOP | All material on this site Copyright © 2005 - 2009 E2 Publishing Corporation. All rights reserved. This site contains articles under license from TechInsights, a division of United Business Media LLC.

  • XPERIAを分解、基板はスッキリした北欧風デザイン(1) | EE Times Japan

    2010年4月1日、NTTドコモはソニー・エリクソン・モバイルコミュニケーションズのスマートフォン「XPERIA」(図1)を発売した。テレビ番組でも取り上げられ、同社ならではの洗練された体デザインと効果的な演出は多くの人の関心をひいた。「スマートフォン」という言葉よりも「新感覚エンタテインメントマシン」や「XPERIA」という言葉がカタログや店頭に並んでいたのは印象的だ。 図1 ソニー・エリクソン・モバイルコミュニケーションズのスマートフォン「XPERIA」 Androidを搭載しているが、それを感じさせないグラフィカルユーザーインターフェイスを備える。 米Google社のオペレーティングシステム(OS)である「Android」を搭載したスマートフォンなのだが、発売前からソニー・エリクソン・モバイルコミュニケーションズが出していた広告からは、XPERIAがAndroidを搭載していると

  • 「もはやDSPの命令セットを覚えなくてもよい」、ARM社のCortex-M4担当者が語る | EE Times Japan

    図1 英ARM社の新プロセッサIP「Cortex-M4」 DSP機能を中央上部の演算ユニットに統合した。さらに、浮動小数点演算ユニットの追加でデジタル信号処理性能の向上を図った。 英ARM社は、新プロセッサIP(Intellectual Property)「Cortex-M4」(図1)を発表した。英ARM社でプロセッサ部門のProduct Managerを務めるAndrew Frame氏(図2)に、Cortex-M4の特長と、製品戦略を聞いた。 EE Times Japan(EETJ) Cortex-M4を開発した狙いを教えてほしい。 Frame氏 「Cortex-M」シリーズは、8ビットや16ビットの「マイクロコントローラ」と呼ばれるICに取って代わることを狙って開発している。既存の「Cortex-M0」や「Cortex-M3」は、8ビットや16ビットのマイクロコントローラが担っている

    ippei-r
    ippei-r 2010/05/07
  • ザイリンクスが、ARMのCortex-A9を組み込んだFPGAを発表 | EE Times Japan

    図1 ザイリンクス日法人の代表取締役社長を務めるSam Rogan氏 最高の性能のプロセッサを選ぶのは当然と語った。 米Xilinx(ザイリンクス)社は、英ARM社のプロセッサ・コア「Cortex-A9 MPCore」を組み込んだFPGA「Extensible Processing Platform」を発表した。組み込むプロセッサ・コアの数は2つで、動作周波数は最大800MHz。Xilinx社は主な用途として、車載機器やビデオ監視システム、産業機器、通信基地局用機器を挙げている。2011年中にサンプル出荷を始める予定。 Xilinx社は2009年10月にARM社からプロセッサIP(Intellectual Property)とインターコネクト技術「AMBA」のライセンス供与を受けている。そして、2010年3月にARM社が発表したAMBAの新版「AMBA-4」の開発にも参加している。今回

    ippei-r
    ippei-r 2010/05/07
  • 外付け部品不要のDC-DCコンバータ、ロームがマイコン電源向けに発売 | EE Times Japan

  • 1