今の中学校がどうなっているのか知らないけど、僕の時代は定期試験などの結果を張り出すということがなかった。もしかしたら他の学校(あるいは他の町村)ではやっていたのかもしれないけれど。 これは成績を張り出すことで、勉強の出来ない子供に劣等感を与えないための配慮だという話を聞いた事がある。 しかしこの配慮には当時も今も納得できない物がある。 勉強の出来ないものが劣等感を味わう機会がないと、その子は成績を上げようとする努力の機会を失うのではないか。教科別に成績が発表されれば、苦手科目をがんばろうとか、得意分野を更にのばそうという意欲が生まれないのではないか。 成績順を発表しない理由が「劣等感を与えないため」というのが事実なのだとしたら、勉強は出来るけど運動能力に劣る子供は劣等感を覚える事は多いのに、優越感を得る機会を失われているのがどうにも納得できない。 短距離走・長距離走の時間計測ならまだいい。
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く