ショーケースの中にある電源の入っていない新端末(写真1)を眺めていると,説明員がそっと近づいて稼働中のAndroid携帯「Xperia X10」の実機をデモする。そんな演出でWeb開発者にアピールしているのが,2009年11月16日から開催されている「Web 2.0 Expo New York 2009」の日スウェーデン合弁のSony Ericsson Mobile Communications(SEMC)ブースだ。 Xperia X10は,米Googleの組み込み向けOS「Android」をベースに,SEMC独自のユーザー・インタフェースを作り込んだスマートフォン(関連記事)。入力デバイスとしてタッチパネルとスライド式のキーボード,顔認識機能付き800万画素デジタルカメラ機能(写真2,写真3),などを備える。