先週のアクセス1位は、PC遠隔操作事件で、「真犯人」を名乗る人物からのメールが届いたという記事だった。13日深夜にメールが届き、添付されていた画像のEXIFデータを基に14日、合同捜査本部が横浜市保土ヶ谷区の団地を聞きこみに回ったが、これまでのところ、犯人につながる手がかりを得たといった報道は見当たらない。 メールは、落合洋司弁護士、TBSのラジオ番組「Dig」をTOに、「予告.in」を運営する矢野さとるさん、筆者、朝日新聞、TBS、フジテレビをCCとして送られていた。 落合弁護士とDigは、最初の犯行声明メールのあて先だった。それ以外の送付先の共通点は、“真犯人”のアドレス(犯行予告の送付元であるアドレス)に、メールを送っていたことだ。筆者は矢野さんによる報道の分析結果から“真犯人”のメールアドレスを知り、矢野さんのアドバイスを受けて10月17日に取材依頼メールを送っていた。 矢野さんは