Close-Up Enterprise 日々刻々、変化を続ける企業の経営環境。変化の中で各企業が模索する経営戦略とは何か?『週刊ダイヤモンド』編集部が徹底取材します。 バックナンバー一覧 アップルの1次サプライヤーとして、知る人ぞ知る日本の中小企業がアップルを訴えた。サムスン電子のようにビジネスの競合相手としてではなく、パートナーである1次サプライヤーという立場で訴訟の“反旗”を翻したのは、世界でも異例の事件だ。それも、全世界にまで影響が波及するインパクトをはらんでいるのだ。 「リベートを払ってもらう必要がある」「159万ドルを6月第1週までにアップルへ支払ってほしい」 「以下の口座に送金してください。バンク・オブ・アメリカの……」 米アップルの購買担当者が書いたという、生々しいやり取りを記したメールの文面が今、ある訴訟の証拠資料として提出されている。 2014年9月期で売上高1828億ド
KDDI(au)やソフトバンクグループなど263者は2014年10月23日、NTT東西による光回線の「サービス卸」の料金公表などを求め、総務大臣宛ての要望書を提出した。KDDIは電力系通信事業者やCATV事業者、自治体などを中心とした236者の連名で、ソフトバンクグループはヤフーやワイモバイル、関西ブロードバンドなどを含めた27者の連名で、それぞれの陣営が別々の要望書を吉田眞人・電気通信事業部長に手渡した。 NTT東西のサービス卸の是非を巡っては、総務省の「情報通信審議会 2020-ICT基盤政策特別部会」で議論され、容認する旨の答申案が10月20日に出たばかり。サービス卸は適正性や公平性、透明性の観点で課題はあるものの、指定電気通信役務に該当するため、業務改善命令や禁止行為規制といった現行の規制の枠組みで一定の程度は確保できると判断。あとは「外部による検証の可能性も含め、一定の透明性が確
KDDI回線を選んだ理由、端末へのこだわり、そして“iOS 8問題”――「mineo」の狙いと反響:MVNOに聞く(1/2 ページ) MVNOとして、初めてレイヤー2接続の形でKDDIの回線を利用したケイ・オプティコム。同社は、「mineo(マイネオ)」というブランドをモバイルサービスを行っているが、関西では有名な電力系の固定通信事業者だ。「eo光」というサービスは、全国区での知名度はないかもしれないが、関西でのシェアは高く、一部ではNTT西日本と互角の競争を繰り広げている。固定通信の分野では、以前から「auスマートバリュー」でKDDIと協力関係にあった。 ここ1、2年でMVNOが一気に増えているが、そのほとんどんがドコモの回線を使っている。MVNO向けの接続料はドコモが最も安く、その分、エンドユーザーに提示する価格も下げやすいからだ。このような中、mineoは、KDDI回線を使った唯一の
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