日本では、2020年の東京五輪に向けて、酷暑に対する対策を求める声が上がり始めました。そうした中で、諸外国が導入している「サマータイム」「デイライトセービングタイム」を日本にも導入しようという議論が出てきました。 具体的には、議員立法で2019年、2020年の2年間に対して導入しようというアイディアが報道されていますが、安倍内閣の菅官房長官は否定的なコメント。政治的な駆け引きが行われている様相です。 環境省が配布している資料より。日本でのサマータイム導入は以前から動きがあり、国民へのアンケートでも賛成が多いと政府は主張しています。ただ、日本では個人が早くから起きて仕事をして、夕方以降の余暇をより楽しんだりと、時間の裁量が多くないことがより問題ではないでしょうか 2018年は米国でのサマータイム導入100周年 筆者は2012年3月から米国に滞在しており、当然ながら「夏時間への移行」と「冬時間