前提条件の説明 Linuxの権限昇格がテーマとなっているため、すでにユーザ権限で被害サーバに侵入している状態となっています(ユーザの認証情報が判明している)。 侵入先のサーバを探索して設定の不備や脆弱性などを調査し、それぞれのTaskごとで実際に権限昇格をしていく方法を解説していきます。 Linuxの権限昇格(Task9 意図した機能の悪用) rootで実行できるコマンドを以下のコマンドを使って調査します。 sudo -l apache2がリストにあるのを確認しました。 sudoをパスワード無しで実行可能なので、root権限でapache2のコマンドを実行できます。 apache2を実行し、権限昇格ができるかどうかを考えます。 そこで「apache2 -h」を実行しapache2のヘルプ画面を確認すると、-fの部分にこのように書かれています。 -f file specify an alt